憧れの場所に大好きな乗り物で<オランダ編①>
昨年2月に働いていた航空会社を退職しました。
飛行機のそば、かつ主に国際線をメインとして働いていたものの、国内線にばかり乗って、国際線には乗ったことがありませんでした。
休みがあれば、一人でもどこに行こうと考えるような毎日でした。
あの時の私の日本地図はとても小さかったです。
一番おかしかったなと思うのは、日帰り秋田、滞在時間ほぼ4時間の旅です。それでも、地上が見えたら雪が見えて、楽しい一日を過ごしました。
というわけで、退職前に思い切って約一週間の旅を計画しました。ヨーロッパ一人旅です。写真がたくさんあるので、何回かに分けて記録していこうと思います。
それでどこに行くかと考えたとき、行きたいところ、かついい時間のフライトがあることを天秤にかけて、イギリス、オランダを選びました。
クリムトに会いたくてウィーンやチェコ、ハンガリーもきれいでいいなとなかなかに悩みました。が、乗り継ぎの飛行機がなかなか条件のいいものがなく、断念。いつか絶対行きます。
選んだフライトは、羽田深夜初のロンドン・ヒースロー行きのフライトです。なんと12時越えると、ラウンジに入室できます。(これを使いたかったのもあった)
空港が大好きなので、早めに羽田に行き、たくさんうろうろしました。羽田の国際線ロビーは広くないけどきれいで開放的で素敵です。
時間も時間なのでお店もあまりやっているところがなく、荷物も重いのでチェックイン。
席も窓側にしてもらえて、ボーディングパスを見たらメッセージが!優しい先輩がコメントを入れてくださってました。宝物です。
そしてラウンジでずっとランウェイを眺めつつ寝ないようにして、やっとボーディングです。深夜の2時あたりなので人はまばらですが出国してるというだけでワクワクと緊張観がありとてもいい時間でした。
これはお気に入りの指人形で、各地の写真に登場させようと意気揚々と持ってきたのですが、案の定忘れてこの子の出演はこちらが最初で最後です。
まくらも空気を入れて準備完了!!!いってきます。
約12時間のフライトは思ったより快適でした。日本を深夜にでて逆行していくのでその日の朝にロンドン着。半日得した気分です。時々起きては今どこかを見ることが楽しくて何度もやってしまいました。
到着まであと約一時間のところでもうほぼロンドン上空です。めちゃくちゃ時間つぶしてました。朝方はきっと混むんだなと思いながら、淡い色をした空を眺めておりました。時間つぶししながら。
その後無事着陸し、入国。自動のゲートにうまく反応せず、有人ゲートへ。緊張しながらなんとかかいくぐりました。あせった。
そしてそのまま乗り継いでアムステルダムまで行きます。諸事情により、スルーチェックインができなかったので急いで荷物をピックアップしに行きました。
やっとの思いでクレームエリアに行くともうすでにほぼほぼ掃けていて、私の荷物がぽつんと寂しく待っておりました。
なんと!赤タグがついてる!!!
本来なら乗り継ぎまでスルーチェックインかつスルーバゲージのところが出来ないため、できるだけ早く乗り継ぎができるようにチェックインのお兄さんがつけてくれたようです。やさしい、、、ホスピタリティ、、、こういうところがすきだなあと思います。優しさを活かせずに、荷物より私のほうが遅かったです。申し訳ない。
と、るんるんで乗り継ぎ先のターミナルへ移動。遅延なんかも加味して絶対乗り遅れないように旅程を組んだので時間は余裕どころか余るばかりでした。
朝方の空気も日の入り方も最高。のんびり電光掲示板を眺めます。
空港好きにはこの電光掲示板さえもおもしろい。行きたい場所がたくさん。乗りたい航空会社もたくさん。
そしてこれはセキュリティ後にあったさくらの木。イミテーションだけど、さくらはいろんな場所で好かれているんだなと思いました。いろいろメッセージが飾ってありました。まだ空港の外にも出てないのに1500字を超えています。空港でどれだけはなすのやら。
オランダに行くならKLM!ということでKLMオランダ航空です。スカイチーム。3-3の並びでも窓際にしました。1,2時間くらいのフライトだった気がします。ほぼ満席のフライトでした。フルフライト!
そしてもう着きました。この間の写真がないのはタービュランスで酔ったからです。まあまあしんどかった。かなり揺れました。
Hello Goodbye Barの名前もすてきだけど、Cafe Rembrandt、いいですね。さすがオランダ、会いに行くのもたのしみ。
そしてこれが空港駅だったとおもいます。もう駅の時点でわくわくですが、さてどの電車に乗るのかしら。つたない英語でなんとかたどり着き、最初の電車へ。この雰囲気が本当にたのしかったなあ。
Station Amsterdam Centraal アムステルダム中央駅です。
かなり大きくて建物もかわいくて、ヨーロッパに来たんだなあと実感しました。ホテルは駅から5分ほどのアクセスのよい場所を選びました。ただでさえヨーロッパは石畳やがたがたした道が多いので、大きなスーツケースを運ぶのに苦労しました。
仕事で多く運んでいたので、扱いには慣れてはいるけれど、なかなかの重労働です。
ホテルですこし休憩した後はお散歩がてらダッチパンケーキのお店に行きました。
PANCAKES Amsterdam Centraal
お兄さんのおすすめを聞いてこちらにしました。上に載ってるのはチーズです。ちょっと詳しくは忘れましたが、生地はもちもちでおいしかったです。結構なボリューム。
そして帰りにはこのキーホルダーをもらえます。
アムステルダムの有名なお土産の木靴のキーホルダーです。多くのお土産屋さんにいろいろな柄のものが置いてありました。
駅から近く、運河沿いのわかりやすい場所にあっておすすめです。
そしてそのあとは町の中を散策しました。
これは中にチーズがたくさんかざってあってびっくり。
今見たら右上のトレーナーに「Take it cheesy」
かわいい、ちょっとほしいです。
乗り継ぎにかなり余裕を取ったため、アムステルダムの駅に着いたのは15時を過ぎていたと思います。そのためこの日はここで活動終了いたしました。
これは去年の2月の旅行なのですが、その時はまだコロナの影響が置きくなく、まだみんなマスク生活ではありませんでした。(たぶん中国で報告され始めたくらい)
今思うとあの時に行っておいてよかったと本当に思います。世界がこんなに変わってしまうなんて誰も夢にも思わなかったことで、もうこのころに戻れない不可逆変化の最中です。さみしいけれど、また行ける日を楽しみに。
1日分でここまで来てしまいましたが、読んでくださりありがとうございます。また気まぐれに続きを書いていこうと思います。
14SEP21
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