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親子ほどやっかいなものはない

昨夜寝る前にベッドの中でこの作品を読みました。

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職を失い、自転車旅行の最中に雨に降られた青年・栗田拓海は、年季の入った一軒の建物を訪れる。穏やかな老人がかつてペンションを営んでいた「ムーンライト・イン」には、年代がバラバラの三人の女性が、それぞれ事情を抱えて過ごしていた。拓海は頼まれた屋根の修理中に足を怪我してしまい、治るまでそこにとどまることになるが――。人生の曲がり角、遅れてやってきた夏休みのような時間に巡り合った男女の、奇妙な共同生活が始まる。(Amazon内容紹介)

事情をかかえた4人が高原の元ペンションで共同生活と紹介記事に、お互いを癒しつつ、いたわりながらとよくある物語と思いながら読んでいました。特にシニアの女性である私などその傾向があります。

しかし読んでいてそれは思い込みだったと気づきました。
物語はミステリアスで、だんだんスリリングな感じですすみ、ついに過去を振り返りながらも4人が先へ進む様子が丁寧に描かれます。

4人のそれぞれ考え、発する言葉が不思議と心に響く物語でした。

「親子ほどやっかいなものはない」

親としても、子としても家族あるがゆえに、発せられるこの言葉は深いものがありますね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。午後も有意義にお過ごしください。

昨日のnoteは↓

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