過酷な現実を救うのは
早朝から全米マスターズゴルフの中継を見て、松山英樹選手が優勝、驚きました。
さて昨日読んだ作品はこちらです。
二度も手首を切った父、我が子の誕生日に家を出て行った母。小学生のせれなは、独り、あまりに過酷な現実を生きている。寄る辺ない絶望のなか、忘れもしない1993年9月2日未明、彼女の人生に舞い降りたのは、伝説のロックスター・リアン。その美しい人は、せれなの生きる理由のすべてとなって……一人の少女による自らの救済を描く、圧巻のデビュー作。(Amazon内容紹介より)
第44回すばる文学賞受賞作で、第164回芥川賞候補作にもなった作品です。
私の好きな作家、川上未映子さんが本の帯で絶賛しているので、借りて読みました。
読み終えてこの作品は私には向かないということでした。主人公の描き方など文学的な質は高いとは思いますが、自分の中で受け付けないものを感じます。
きっと現実はもっと厳しく、この作品以上のものがあると思うけれど、既に亡くなっている伝説的なロックスターを偏愛する主人公の生き方に個人的に気持ち悪くなってしまって、作家として光るものがあるとは思うのですが、気軽にお勧めできない作品だと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今日という1日があなたにとってかけがえのない1日となりますように。
昨日のnoteは↓
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