見出し画像

川上弘美著「某」

最近は年末年始で購入したKindle本を眠れぬ夜に少しづつ読んでいます。
やっと読み終えたのがこちらです。

画像1

「あたしは、突然この世にあらわれた。そこは病院だった」。限りなく人間に近いが、性的に未分化で染色体が不安定な某。名前も記憶もお金もないため、医師の協力のもと、絵に親しむ女子高生、性欲旺盛な男子高生、生真面目な教職員と変化し、演じ分けていく。自信を得た某は病院を脱走、そして仲間に出会う――。愛と未来をめぐる破格の長編小説。(Amazon内容紹介より)

説明するのが難しい、とても不思議な感覚の小説でした。元々川上弘美さんの作品は好きです。著者の作品はSF的なものが多いと感じていますが、本作も不思議な設定ですが、気持ち悪さを感じませんでした。それだけ人間の奥底や自身を理解していない部分が多いということを気づかせてくれる点にあるのかもしれません。

著者の作品は1度読んだだけでは理解できない部分も多いので再読したいです。

#シニア #いなか暮らし #つぶやき #毎日note #毎日更新 #川上弘美 #幻冬舎 #読書感想文 #本のある暮らし #読書好きな人と繋がりたい #시골생활 #주부야키 #독서 #고맙습니다 #canva #Kindle本


この記事が参加している募集

読書感想文

いつも読んでいただき、ありがとうございます。これからも励みますね。