全能感という名の鎧 それは泡の様に脆く
全能感。私がこれを感じていたのは同人誌執筆を行う前、つまり去年の今頃かもう少し前の事であろうか。筆者はこの全能感を捨てる、いや失う事で同人誌を作り上げる事ができた。その鎧は泡の様に脆く、少しでも限界を感じると途端に弾けだしあっという間に裸の王様となる。だが同時に、自分の限界に向き合う事、自分のやりたい事に向き合う事が出来るからこそこれまでになかった気づきや自分のやるべき事の指針に気づくことができたと思う。
さて、そこから時は流れた。全能感の鎧を脱いで久しい私は、とかく焦ってい