ライブが好きおじさん

元バンドマン。アラフォー。ライブハウスが好きで今も通い続ける。

ライブが好きおじさん

元バンドマン。アラフォー。ライブハウスが好きで今も通い続ける。

記事一覧

ライブハウスがやってくれている事に気づいてる?

ライブハウスがバンドにノルマを課したり、集客を口酸っぱく言う事は、ライブハウス自身の売上に関わる事ではありますが、バンドが自分で集客するために考えていく事や、自…

フライヤー配りなどでの接点はやはり大事?

最近よく言われている「インプットとアウトプット」という言葉。ビジネスパーソンを中心に、最近では「アップデート」とかっていう言葉と並んで使われてる印象です。 この…

ライブハウススタッフのバンドによる動員力を疑う

バンドの自主企画、イベンターによる企画を行う際にバンドを集めますが、どういう基準で集めるでしょうか。 仲がいいとかいう事など色々な条件がありますが「このバンドは…

コミュニティという言葉の落とし穴

SNSで人間関係の繋がりが爆発的に広がり、ビジネスの交流や普段の日常は「リアルとネット」になって、バンドマンの集客もライブハウスの出口でコピーしたチラシを配りハガ…

嫌いだった熱狂的ファンの話

だいたいの過去バンドは自分がリーダー的な立場でやってたんですが、一番人気があり長く続いたバンドは、年齢的にも下で、自分が後加入という事もあり少し発言力が弱かった…

バンドマンの客がバンドマンというジレンマ

バンドを初めてある程度たつと、同じようにバンドをやっている友人ができてきます。 そして、Twitter上で、フライヤーを配ってるライブハウスの入口付近で、共通の知り合い…

「バンドマン」で居続けないといけない時間

お付き合いしていたイベンターさんやよく出演していたライブハウスの打ち合げが、お客さんも入りたい人は入っていいよというスタンスだった。 ぼくはこれが全然好きじゃな…

若手がおっさんに気に入られるのは簡単

自分がそこそこの年齢になってきて、対バンを見渡してもだいたい年長の部類になってきた頃から思っている。 「おっさんに気に入られるのなんてちょろい」だいたい20歳前後…

チケットノルマは果たして悪か?

Twitterを見てても時々議論になっている「チケットノルマ」について。 20年バンドをやってきた私が思う結論は「平等な制度である」最初に結論を書きましたが、チケットノ…

元バンドマンが思う事

はじめましての投稿です。 これを何人の人が、どんな人が見るんだろうか。 特にどんな宣伝方法も今はしておらず、いきなりnoteを投稿し始めるもんだから誰も見ないだろうな…

ライブハウスがやってくれている事に気づいてる?

ライブハウスがやってくれている事に気づいてる?

ライブハウスがバンドにノルマを課したり、集客を口酸っぱく言う事は、ライブハウス自身の売上に関わる事ではありますが、バンドが自分で集客するために考えていく事や、自営でうまくやるための第一歩でもあると思ってます。僕はライブハウスのそういう「お金にまつわる事」が教育であると思っているし、「ノルマが悪」というような風潮は残念だなぁと思っています。

時々議論になる「バンド側の負担」バンドが集客して、ライブ

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フライヤー配りなどでの接点はやはり大事?

フライヤー配りなどでの接点はやはり大事?

最近よく言われている「インプットとアウトプット」という言葉。ビジネスパーソンを中心に、最近では「アップデート」とかっていう言葉と並んで使われてる印象です。
この手の記事をみてなんとなく、バンド活動でやってた「フライヤー配り」とつながってるのかなと思った事を書いてみます。

ある調べによると、2週間に3回使った情報は脳に長期記録されると言われています。
一時記憶として脳の海馬という部分で覚えて、何度

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ライブハウススタッフのバンドによる動員力を疑う

ライブハウススタッフのバンドによる動員力を疑う

バンドの自主企画、イベンターによる企画を行う際にバンドを集めますが、どういう基準で集めるでしょうか。
仲がいいとかいう事など色々な条件がありますが「このバンドは動員頑張ってくれて集客(利益・収支)が見込める」というのも一つの判断材料だと思います。

表題が何かというと、バンドマンはライブハウスで働いている人がそこそこいてて、中でもライブハウスの売上を左右するブッキングを担当している人も多いです。

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コミュニティという言葉の落とし穴

コミュニティという言葉の落とし穴

SNSで人間関係の繋がりが爆発的に広がり、ビジネスの交流や普段の日常は「リアルとネット」になって、バンドマンの集客もライブハウスの出口でコピーしたチラシを配りハガキのライブのお知らせからTwitterやInstagramなどに変わって行きました。
時代に即したネットを活用したアピールも、あえて前時代のリアルにこだわり続けること。
やり方は人それぞれ。
どちらも間違いではないので、そこは何も問題あり

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嫌いだった熱狂的ファンの話

嫌いだった熱狂的ファンの話

だいたいの過去バンドは自分がリーダー的な立場でやってたんですが、一番人気があり長く続いたバンドは、年齢的にも下で、自分が後加入という事もあり少し発言力が弱かったっていうのもあり、不満を口にしづらいというものがありました。

先日も書いた記事がありますが、バンドはライブ本編以外でも「バンドマン」で居続けないといけないという事があります。
「バンドマン」で居続けないといけない時間
こちらでは打ち上げの

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バンドマンの客がバンドマンというジレンマ

バンドマンの客がバンドマンというジレンマ

バンドを初めてある程度たつと、同じようにバンドをやっている友人ができてきます。
そして、Twitter上で、フライヤーを配ってるライブハウスの入口付近で、共通の知り合いのバンドのライブなんかでよく顔を合わせていると「次に○○でライブだからよかったら来てよ」なんてお誘いをしたりする。
それ自体は何も悪い事だとは思いません。

しかし、その次には、(こういう誘い方はしないでしょうけれど)「前に行ったか

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「バンドマン」で居続けないといけない時間

「バンドマン」で居続けないといけない時間

お付き合いしていたイベンターさんやよく出演していたライブハウスの打ち合げが、お客さんも入りたい人は入っていいよというスタンスだった。
ぼくはこれが全然好きじゃなかった。

打ち上げに「客」がいる問題大前提として、「来てくれてありがとう」という気持ちは当たり前に持ってました。
ただ、何故お客さんが入る打ち上げが嫌いだったかと言うと、

・接客が必要となり、バンドマン同士の交流時間が削られる
・なんな

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若手がおっさんに気に入られるのは簡単

若手がおっさんに気に入られるのは簡単

自分がそこそこの年齢になってきて、対バンを見渡してもだいたい年長の部類になってきた頃から思っている。

「おっさんに気に入られるのなんてちょろい」だいたい20歳前後ぐらいまでの年齢のバンドマンが、アラフォーぐらいのバンドマンに気に入られるための手法である。

そもそも、おっさんに気に入られたい?ライブハウスの人からは「最近の若い子は自分たちは自分たち。先輩とか敬わない子が多いんだよ」という声をよく

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チケットノルマは果たして悪か?

チケットノルマは果たして悪か?

Twitterを見てても時々議論になっている「チケットノルマ」について。

20年バンドをやってきた私が思う結論は「平等な制度である」最初に結論を書きましたが、チケットノルマは平等なものです。
「一定枚数までは最低限動員してね。」というライブハウス側からの圧力でもありますが、「○枚以上売ればバック(ギャラ)がある」という分かりやすいボーダーライン。

最初に昔話こういうと「老害乙」と言われそうだが

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元バンドマンが思う事

元バンドマンが思う事

はじめましての投稿です。
これを何人の人が、どんな人が見るんだろうか。
特にどんな宣伝方法も今はしておらず、いきなりnoteを投稿し始めるもんだから誰も見ないだろうなぁなんて思ってはいます。

プロフィール自分は仕事終わりにライブハウスに顔を出すサラリーマンですが、大阪を中心に活動をしていた元バンドマンです。(引退済み)
体調を崩しバンドを脱退してからはただのお客さんとして週に1度2度、ライブハウ

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