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フライヤー配りなどでの接点はやはり大事?

最近よく言われている「インプットとアウトプット」という言葉。ビジネスパーソンを中心に、最近では「アップデート」とかっていう言葉と並んで使われてる印象です。
この手の記事をみてなんとなく、バンド活動でやってた「フライヤー配り」とつながってるのかなと思った事を書いてみます。

ある調べによると、2週間に3回使った情報は脳に長期記録されると言われています。
一時記憶として脳の海馬という部分で覚えて、何度も使うと記憶が長期保存されるという側頭葉という部分に移動するそうです。
(→脳を研究している人の記事で読みましたので、具体的なエビデンスまでは分かりませんが確かな話かなと。)

沢山接点を持てば覚える。これは人と人の出会いの設置面積とも一致すると考えていました。

ぼくはバンド活動時代、時間が空けばライブハウスでフライヤー配りをしていました。今はSNSで投稿するのが中心のPR活動になってますので、逆に紙のフライヤーを直接手渡しすることも大事と考えてやっていました。
ちなみにぼくがバンド活動を始めた10代の頃はネットなんてものもなく、ライブハウスでのフライヤー配り、葉書によるダイレクトメールを中心に、中には街角の壁や電柱にビラを張り付けたり(違法…)もしてました。宣伝方法って当時はそういうのしかなかったんですよね。

フライヤー配りをしていた理由は主に
1、バンド/ライブの認知がされる。
2、その場でチケットの予約を受けられる。
3、よそのバンドのお客さん(ライブハウスには来るが自分のバンドには来てない人)と話せる。
4、ライブハウスの人に頑張っている事を見てもらえる。

という感じでしょうか。

1と2はそもそもの目的、4は付帯的なメリットですが、今回は3の部分。

音楽性が近い、バンドマン同士が仲が良い、そのライブハウスによく出ている…などの共通点があって、その日その場所で配ることになります。
多少自分のバンドと繋がりがあるので、お客さんも自分のライブを見に来てくれる可能性が高いと思います。

ここで自分が大事だと思ってたのは最初の部分。
2週間に3回…とは流石にいかなかったけれど、頻繁に顔を合わせる事で、「あー、こんばんはー」とか「今日もお疲れ様ですー」なんて言ってくれるようになってきました。

義理だけでライブに来てもらうのも良いのかどうかわかりませんが、「ここまで頑張ってるあなたのバンドのライブ、いっぺん見に行くよ」って言ってくれる人は出てきました。この動員+1って、大きな「1」だと思うんですよね。

お客さんになり得る可能性が高い人と顔をよく合わせることは集客をするのに一番の近道だと思いますので、それができる「フライヤー配り」はおススメだと思っています。