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若手がおっさんに気に入られるのは簡単

自分がそこそこの年齢になってきて、対バンを見渡してもだいたい年長の部類になってきた頃から思っている。

「おっさんに気に入られるのなんてちょろい」

だいたい20歳前後ぐらいまでの年齢のバンドマンが、アラフォーぐらいのバンドマンに気に入られるための手法である。

そもそも、おっさんに気に入られたい?

ライブハウスの人からは「最近の若い子は自分たちは自分たち。先輩とか敬わない子が多いんだよ」という声をよく聞く。
敬語は使えるが、縦社会や年功序列が嫌だという若者は昔に比べると凄く多くなってきた。それは分かっている。

しかし、ライブハウスという同じ場所で、ブッキングというものがある以上、何かしら繋がりというのはできてしまう
仲のいい年上の先輩バンドのさらに先輩だったり、ライブハウスができた時から出入りしてる人だったり…。
バンド活動を少しでもスムーズにしていこうとすると、どんな先輩であれ後輩であれ仲良くしてて悪いことはないと思う。
場合によったら利用もできる。

これは特に若者に多く接するライブハウスの方に分かってて貰うのが一番いいのではと思う。
別におっさんに媚びなくても、取り入らなくても、「気に入られる」ようにすればいいと。そう教えてあげたらいいんじゃないかなと思う。

おっさんに気に入られる方法

単純である。
「若いのに○○をちゃんとしてる」
と思わせるだけでいいと思っている。

30代以上の方、思い当たる事ないですか?
「若い子が向こうのほうから自分を見つけて近づいてきて挨拶をしてくれた」なんて出来事が嬉しかったりしないですか?
「ぼくら頑張ります!!」なんて言葉を聞いただけで嬉しくないですか?
日常でも、大学生ぐらいの子が飲食店で「いただきます」と言ってから箸を付けるのに好感を持ちませんか?

そういうシンプルな所におっさんは好感を持つのである。
一番簡単なのは「挨拶」だと思う。
個人的には年がどうこうではなく、先に気が付いたほうから挨拶すればいいと思っているが、若者のほうから「お疲れ様です!」「こんばんは!」と挨拶すれば絶対悪いことはない。

いいイベントに誘われたら乗ればいい。
嫌なお誘いだったら適当な都合をつけて断ればいい。

大きな勝負に出るときは「ぼくら○○をやりきりたいと思ってて今頑張ってるんです!」みたいな感じに言えば、CDを買ってくれたりライブに来てくれたりするかもしれません。
(くれぐれも丁寧に…。気難しい人なら怒られるかも…?ここは判断気を付けましょう)

ライブハウスの店長やブッキングマネージャーだと30歳以上ぐらいの人もいるだろうから、こういう事を若者に教えてあげて、うまくライブハウス内の年齢格差間がいい感じになればいいなぁと思います。