Mai

社会人になりました。noteでアシスタントをしていました。 ホットチョコレートがすきで…

Mai

社会人になりました。noteでアシスタントをしていました。 ホットチョコレートがすきです。

最近の記事

最後のアルバイトのはなし

今月末をもって、noteでのインターンを卒業した。昨年8月に求人に飛びついたあの日から、あっという間に時は流れて早1年弱。それはそれは有意義な時間を過ごさせてもらえた。 働き始めた頃には仕事のことを書こうと思っていたのに、公開できることもなく退職の日を迎えてしまった。(書いてはいた、下書き状態だったんです、、) 自分の筆の遅さに辟易としながらも、学生生活ラストのお仕事について振り返ろうと思う。 休学、されど出かけられない色々あって、2020年の秋と2021年の春の1年間を

    • 1年の就活を終えて、手にしたもの

      先日、内定者懇親会を終え、ようやく就職することへの実感を持つことができた。ああ、この会社で始まるのだなと。 内定承諾書を受け取った後にnoteにしようと思っていたものの、就活が終わったことが信じられないような、ふわふわした気持ちでまとめることができなかった。でもやっと、現実味が湧いてきた。 唯一の内定、されど内定。 就活が全てとは思っていないけれど、いざお祈りメールが続くと本当に辛かった。しんどかった。形式的に祈るくらいならば、不採用とだけ記載してくれれば良いものを。

      • いつかの私が救われますように

        教室が一瞬にして静まり返った。体育の授業中である児童たちの声が際立って聞こえている。夏という季節に怒られることの嫌な点はこれだと思う。自分が悪いとしたら、その悪さをまざまざと痛感させてくるし、そうでないとしたら怒っている人の理不尽さを考えさせてくるから。 マグマのような怒りを乗せた視線を突き刺す担任。俯くクラスメイト。つい先刻まで言葉を交わしていた友人の、固唾を飲む音がした。 ・・・ 当時流行っていたヤンキードラマに、引いては輝いて見える「青春」を味わっている高校生活と

        • 「罪の声」を発したのは私かもしれない

          現在公開中の映画『罪の声』を観た。まだ観ていない人は、このnoteを閉じて今すぐに映画館の座席を押さえてほしい。今すぐに!! 製作決定の発表がされた段階で観に行くと決めていた本作。内容が興味あるジャンルだし、何より脚本を務めるのが野木亜希子さんであり、主演が小栗旬さんと星野源さんであるという理由だった。好きな脚本家と俳優のタッグは、この目に焼きつけるしかない!ということで、予告も宣伝もあまり観ないまま劇場に足を運んだ。 『罪の声』とは小栗旬×星野源。人気と実力を併せ持つ今

        最後のアルバイトのはなし

          好きで嫌いで、やっぱり好きな季節が来る

          ついこの間まで冷房が不可欠の生活を送っていたのに、あっという間に「ヒートテック」がトレンド入りする時期がやってまいりました。毎日のように家にいる生活を半年も続けた身としては、「もうそんな時期か」とも「夏が短かったなあ」とも思いません。 朝晩に犬とお散歩に行くくらいの外出しかしない時期を経て、なんと10月からはnote株式会社でアルバイトをさせてもらっています。とっても嬉しい!これについては、慣れた頃に書くつもりでいます。(まだまだ学びの日々なので) 昨シーズンの終わりに買

          好きで嫌いで、やっぱり好きな季節が来る

          負けてたまるか

          昨日のMusic Stationで、ZARDの「負けないで」という楽曲が紹介される場面があった。 もちろん知っている曲。毎年この時期になるとやってくる「24時間テレビ」で、マラソン終盤で必ず出演者たちが歌う謎の演出があるからだ。 しかし、私は知らなかった。 この曲が、男の人全般に向けて書かれた曲だということを。 ながら視聴していたところ、ボーカルの坂井泉水さんが「受験生や就職前の男の人に…」と言ったことにとても驚いて、テレビに顔を向けた。 ZARDというアーティストは

          負けてたまるか

          とりあえず生、じゃなくて

          突然ですが、私はビールが好きです。なんなら、他のアルコールは苦手です。 もともと炭酸飲料が苦手で(今も飲めません)、じゃあワイン!と言うにもぶどうジュースが苦手。日本酒や焼酎は「お酒」感が強くて苦手。 そんな少し変わったタイプのビール好きです。 出会い18歳の春、大学進学を機にアルバイトをすることにしました。 「残さず食べる」家庭で育ったので、往々にして残飯処理をしなくてはならない飲食店では働きたくなかったのです。 しかし、雑貨店やアパレルではノルマもあるという噂か

          とりあえず生、じゃなくて

          正しく生きたいだけなの

          ときどき、人間ってどうして生まれたのかな?って思うときない? 私は姉とこの話をすることが何となく多くて、死んだ後にその結論が出せるものだと感じてる。私が生まれた意味なんて、一生私には分からない。 最近のSNSでは、多くの人がさまざまなトピックについて積極的に(思慮されていないものももちろんある)投稿し、意見はすれ違い、論点はずれていき、モヤモヤとイライラだけが蓄積されているように感じる。 海外に目を向けてみれば、対話するよりも声を荒げ、先に手が出ているような状況で暴動的な

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          おうち時間、どうしてる?

          帰国し、外出自粛を徹底し続けてあっという間に1ヶ月が経った。 日本でも外出しないのが当然のフェーズに入り、Instagramで見る友人の投稿はどれも同じようなものばかりになってきた。 もれなく私も、パウンドケーキやミューズリーバー、プリンなんかを作っている。不器用だから失敗もした。 オンライン飲み会なるものは数える程度しかしていない。そもそも電話をしないタイプで、自分から連絡することが多くないから。 誘われてもなんとなく応答するのが億劫だったりするのは、やっぱり対面す

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          家庭は絶対に安全だと言えますか

          帰国から10日。 相変わらずドイツ語のオンライン授業は続けられ、A1/2に入った。 この間にクラスから離脱していった人が多い。 1人は対面授業ではなくなったことに憤怒してボイコットした。国が禁止したことであって、学校側が急にスタンスを変えたわけではないのに、ご丁寧にFacebookに最悪レビューを残して去った。 それ以外にも、インターネット環境が良くないことでうまくログインできないせいなのか、単純に嫌になったのか、13人だったメンバーは今や8人がデフォルトだ。 自宅隔

          家庭は絶対に安全だと言えますか

          帰国

          わたしは今、自宅にいることを余儀なくされている。 この自宅とは、日本にある、東京の自宅。 オーストリアのウィーンではない。本当の自宅にいる。 日本時間で22日の朝、わたしは日本に帰ってきた。 留学を中断することになった人に対して「今の状況で帰ってくるな」という意見はTwitterで何度も目にしたけれど、わたしだって戻るつもりなんて無かった。 でも、そうするほかなかった。 発症者以外には隔離場所が用意されていないのだけれど、もちろん自主隔離は2週間以上する。 こんな

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          散歩における他人との距離

          「外を歩くことは許可されています。ただし、1人または同居する人とのみ、もしくは犬の散歩のみ可能です。」(意訳) 違反した場合は罰金もあり、警察も見回るとのことで、なかなかの警戒心と共に散歩に行ってきた。 わたしの滞在している場所はダウンタウンではなく、少し外れにある住宅街。 近くにあるMarchfeldkanal(そんなに綺麗ではない)沿いを歩いてみた。1時間歩いたけれど、警察官とは遭遇しなかった。 Twitterではやっぱり人が少ないという情報が多く上がっていた印象

          散歩における他人との距離

          自粛というか閉鎖

          新型コロナウイルスの影響により、3月10日に大学等の授業停止が発表され、わたしの通う語学学校もそれに準じてオンライン授業という形に変更となったのだが、政府からはその後も次々に対策が打ち出されている。 3月16日(月)からは生活必需品店等(食料品店、薬局、ドラッグストア、郵便局、銀行、Tabak、ガソリンスタンド、動物飼料店/医療製品・医療薬品、保安・緊急時用品、整備機材を扱う業者/公共交通機関等)を除く店舗が閉店となる。 レストランやバー、カフェは15時までの営業とするこ

          自粛というか閉鎖

          ウィーンの今

          語学学校が始まってわずか7回の授業を終えたところで、オーストリア全域の大学に閉鎖が指示された。わたしの通う語学学校にも適用されたのだ。 e-learningの形を取るとお達しが出たものの、あまりにも唐突で教師陣が準備に追われ、今日はテキストのページ指定をされて「予習しておいて!」だけで終わってしまった。 世界的流行を鑑みての判断で、さらにはその効力が日本の何倍も強く、各自治体や施設等の対応の早さに脱帽している。 日本では小中高の閉鎖がいきなり「要請」された(あくまで要請

          ウィーンの今

          2020年2月29日、ここから始まる

          4年に1度の閏年。わたしは今、オーストリアはウィーンにいる。時刻は22時を回ったところだ。 ヨーロッパに滞在し、半年後に帰国する。 学校の留学制度などでなく、個人で手配した。(保険は学校加入のものにしたけれど) こんなことしたことない。わたしの人生で初めての経験となる。 なぜ休学?絶賛春休み中の大学だが、4月から始まる2020年度の大学は年間まるまる休学することにした。きちんと、あっさり受理された。 「交換留学にしないの?」 本当は友達の誰にも知らせず行きたかったけ

          2020年2月29日、ここから始まる