自粛というか閉鎖

新型コロナウイルスの影響により、3月10日に大学等の授業停止が発表され、わたしの通う語学学校もそれに準じてオンライン授業という形に変更となったのだが、政府からはその後も次々に対策が打ち出されている。

3月16日(月)からは生活必需品店等(食料品店、薬局、ドラッグストア、郵便局、銀行、Tabak、ガソリンスタンド、動物飼料店/医療製品・医療薬品、保安・緊急時用品、整備機材を扱う業者/公共交通機関等)を除く店舗が閉店となる。

レストランやバー、カフェは15時までの営業とすることとなり、11日より禁止されている『500名を超える屋外行事および100名を超える屋内行事』と合わせて、ますます人々の活動は制限される。

これは必要不可欠なこととはいえ、芸術の溢れるウィーンにおいてはあまりにも閑散としていて、春の訪れと裏腹に重い空気が漂っているように思う。

わたしも金曜日にコインランドリーとスーパーに行っただけで、ダウンタウンまで行っていない。悲しい。

スーパーに関しては、日本のように紙類や乾麺の買い占めが起こっている。この現象をこちらではHamsterkauf=ハムスター買い、と言うことを知った。

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移動制限

現在(3月14日時点)オーストリアは外務省による感染症危険情報においてレベル1とされている。

隣国とはEU、シェンゲン協定といった関係で往来が自由であるのだが、イタリアからの入国禁止に加え、チェコ・スロバキアへの入国は禁止され、スペイン・フランス・スイスに対しては「渡航中止・避難」を求める危険レベル6が示されている。

4月にはドイツに行く予定だったのだけれど、ドイツ政府が以下の措置を取ることになったので詰んだ。(初めて使ったけど、こういうことよね)

過去14日以内にイタリア、スイスまたはオーストリアに渡航・滞在した場合は、症状があるか否かに関わらず、2週間自宅待機(経過観察)すること。

そもそも、オーストリアに限らずさまざまな施設が閉鎖されているし、行く場合じゃないんだけど、どうしたって悔しい。

わたしの半年間、まだ始まって2週間しか経ってないのに。

このままここにいられることを祈って。


※情報はすべて外務省による

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