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2020/10/21 【相手と目線を合わせる】

日記。

おととい昨日と、家庭の事情や研修会議等でお休みをいただいた。補欠に入っていただいたり、忙しい中授業を進めていただいたりと、同僚の先生方には感謝感謝だ。ただでさえ忙しい現場で、自分の時間を割いてくれている。この事実を受け止め、僕のこれからの人生で還元していきたい。


①指導案検討

今日は、研究授業の指導案を検討する日。指導案を配布するのが今日になってしまい申し訳ありませんでした。検討会の流れとしては、僕が作成した案に対して先生方から意見をいただき、それを受けて練り直していくわけである。

今日は、その第一回目。


しかし、今回、ちょっと気付きたくないことに気付いてしまった。

先生方が、僕の目線と合っていない。波長が合わない。というのも、僕よりも二回り弱ほど年配の先生方である。僕のことを心配してくれて、アドバイスしてあげようという気持ちからだとは思うが、指導案説明を始めるなり、全然関係のないページばかりに目を通し、「さあ、何を言ってあげようか」と、心の声が丸聞こえだった。


「ご意見お願いします」と言う合図で、昔の話を持ち出してきては知識自慢大会かと思うような意見をする。その背景として、若い先生へのアドバイスをしてあげようという親心があることは理解できるのだが、そこまで自分語りばかりされては聞こうと思っても耳に入ってこない。


「おっさんはメンツが9割」

この原則をわかってはいるものの、なんとも解せない。以前の僕なら真っ向から反論していたかもしれない。そう思うと、僕も成長している。(と言っていいのだろうか笑)

そんな中でも、指導に生かせるご意見もいただき、もう一度練り直すべき課題も見つかったので、僕としてはよく乗り切ったと自己評価している。的外れの意見を真に受けて使う精神的な体力を考えると、そういった会議の場で、いかにマインドコントロールできるかは重要なスキルだと思う。




と、ここまででは、愚痴同然の内容なので、ここからは学んだことを書く。



②相手の目線に合わせる

授業の実践者は授業者である。基本的には、担任であり、学級でのあれこれについて一番熟知している人物である。

であれば、その人のものの見方、考え方、思考の枠組みを理解しようとせずして、何も始まらない。


授業者がどこで悩んでいて、どんな手立てをとろうと思っているのか、その背景にはどんな実態が隠れているのか(他にも研究主題との絡みなども当然あるが)、そういった泥臭い部分に目を向けようとする必要がある。


そういった部分へのフォーカスがあってこそ、意見がご意見として生きてくる。血が通った言葉になる。

そういった土台を見ずに、ナイフをブンブン振り回すのは銃刀法違反。何よりも、そう自分を戒めたい。




③子どもへの関わり方

エラそうに語ってきたが、実は僕自身があらためて見直そう…と感じていることがある。

それは、子どもとの関わり方。


子どもの関心に関心をもつ

子どもの心の声に耳を傾ける


果たして今の僕にそれができているのか。あやしい。もしかすると、今日の指導案検討会は、これに気付くためにあったのかも知れないとすら今思っている。


子どもたちを勇気づける言葉をかけることができているか。そのために明日から僕に何ができるか。

A4メモ書きで、10分いろいろ考えて絞った結果が以下の通りだ。


・子どもの興味に興味をもって楽しむ

・子どもが頑張りたいと思っていることを後押しする

・子どものやっている何気ない行動の価値を伝える

・その子のストーリーにフォーカスして声がけをする

・ネガティブはポジティブで包み込む

・ポジティブを言葉にして、心地よい雰囲気作りを意識する

・笑う、とにかく実践を楽しむ




④最後に、

声がけをする時に、伝えたいことだけ伝えない。

それは、信頼貯金を減らす行動。


認める→聞く→共感する→伝える


人間関係の基本。


明日も良い1日にするぞーーー!!


小学校教師、パパとしての立場から発信し続けていきます!これからもよろしくお願いします!