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毎日に役立つ!おうち療育手帳

発達障害のあるお子さんに家庭でどのようにアプローチすればよいかをお伝えしていきます。 療育も大切ですが、ママやパパにとっては育児そのもの。 だからこそ、日常生活の中に効果的な療育… もっと読む
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2021年11月の記事一覧

「見通し」って、どうして必要なの?

「見通し」って、どうして必要なの?

普段のあなたなら
こういうことを考える機会は
あまりないかもしれませんね。

というのも、
私のようなサポーターになると、
こういうことが当たり前であり、
考える暇もなく
先輩サポーターにご教授いただくのですから。

私もそれは同じでした。

発達障害のお子さんに
「見通しをもたせる」必要があるのは
お子さんの不安を取り除くため、
ということを教わったので
私は「見通し」について
極力気遣っていま

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応用行動分析で説明する

応用行動分析で説明する

幼稚園や保育園、
それから小学校など、
発達障害の子育てをしていると
「先生」と呼ばれる人たちに
分かりやすく、かつ、
活用できるように説明する場面が
数え切れないほどあると思います。

理解のある先生であれば
何も準備しないでも
台頭で真っ当な話し合いが
できるのですが、
そうでない場合が多いだろうと
私としては思います。

確かに先生の言い分も
分からないわけではないのですが、
先生のご意見を

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発達障害のお子さんにとって辛いこと。

発達障害のお子さんにとって辛いこと。

生まれる前からの環境が
その子どもにとっての
スタンダードであり、
そのスタンダードは、
子どもが大きくなり、
社会参加を重ねていくうちに
また違ったものになる。

これは、
発達に心配があってもなくても
人間であれば当たり前のことですよね。

あなたもこのような道を
通ったからこそ今があり、
そしてこれからやってくる
未来もその「スタンダードの上書き」が
起こってくるはずです。

幼い子どもにと

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メモを取る習慣を身につける

メモを取る習慣を身につける

以前、この記事を書きましたが、
練習だけにとどまらず、
使いこなせるスキルになるまで
教える必要があるなと
最近思うようになりました。

というのも、
私たちが誰かと大切な話を
した時に、
相手の方の受け取り方が
自分の認識とは全く異なる事態が
起こりうるからです。

詳しいことは
有料記事部分で書きますので、
今はさわりだけにします。

そう易々とオープンに
できる「理由」ではないからです💧

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学習に遅れのあるお子さんに身につけて欲しいこと

学習に遅れのあるお子さんに身につけて欲しいこと

通常の学級に在籍をしているけれど、
いわゆる「勉強についていけない」
お子さんがいらっしゃいます。

今の学校では
そういうお子さんのサポートが
最も欠けていると言われています。

どういうことかというと、
学習の遅れがあるお子さんには、
学習のサポートとして携わる
「サポーター」の役割を担う人物が
担任の先生だけになってしまっているのが
現状です。

もちろん、自治体によっては
学習の遅れがある

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発達障害のSST

発達障害のSST

「SST」とは
「ソーシャルスキルトレーニング」を
英語表記にした際の頭文字。

社会で生きていくために
必要になってくるスキルです。

もともとSSTは、
定型発達のお子さん向けに
開発された技法ですので、
これを素直にあなたのお子さんに
あてはめたとしても、
うまくいくこともあるものの、
効果がさほど見込めない場合もあります。

実は、このことを知る前、
つまり、SSTは発達障害の
お子さんの

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