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「社会を変える」を支える 私としごとのストーリー

こんにちは!あずです。
人と組織の支援をライフワークとしています。

自身のキャリアの棚卸しをしながら、フローレンスでの仕事と、コーチングの活動、どちらももはや私の人生に欠かせない位置付けとなったことに気づいています。コーチングとの出会いは、実は100%フローレンスのおかげ。
久しぶりにフローレンスで共に人事に取り組む仲間を募集していることもあり、改めて私としごとのストーリー@フローレンス、綴ってみることにしました。

35歳で初転職

転職支援の事業に一貫して携わった13年目の末、35歳で初めて転職しました。
新卒時から漂い続け、自らのキャリア道筋を認知し受容するまでに長いこと時間を要したタイプです。

"価値観や制約を問わずに自分らしく働く(生きる)人を増やすこと"に、私の人生のベクトルが定まり、前職に育休から復帰。とても仕事が楽しかった!
キャリアとライフの両輪生活を、持久走にするイメージが持ててきました。そうしたら自然と、長く頑張るなら更に挑戦をしたいと思うようになり…過去には思いもしなかった前向きな転職という形で、大好きな会社を離れる事となりました。

飛び込んだのは、フローレンス https://florence.or.jp/
飛び込むと決めるまで、私は恥ずかしながら傍観者でした。親子を取り巻く社会課題にいろんな違和感を感じながらも、行動を起こせていませんでした。日々生活しているだけで目に飛び込んでくる悲しい事件のニュースや、課題を提言する発信活動を傍目でみながら、心はウズウズ。求人もチラチラ。
しかし、私も人材業13年経験、求人の発するメッセージには敏感です。フローレンスが道なきところに道を切り拓くイノベーターを求めていることは明らかで、私に務まるとは思えず迷い深まっていました。
それでも、イベントではたらく人の想いに触れる機会を経て、自分自身も変わりたい、変えたいと感じたのです。価値観や制約を問わずに自分らしく生きる人を増やす取り組みが、私にできることから始められるのではないか。そんな思いで、一歩踏み出してみることを決め、門を叩きました。

13年の社会人生活が役に立つ自信が一切ないまま、闇雲に飛び込んだ3年前。今は、全て無駄じゃなかったし、繋がっていたんだなと感じる日々です。ここで私自身成長し、子どもの世代によき未来を残すことに本気!そのために、ここに集いはたらく人のwillが最大限活かされる、組織・チームづくりに全力です!

「社会を変えるを仕事にする」ことの理想と現実

フローレンスは「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」を目指しています。事業による社会課題解決と、政策提言をはじめとする発信活動によるカルチャーや社会構造解決へのアプローチ 双方に、本気で取り組んでいます。
美しいビジョン、革新的なストラテジー、と評価いただくことも多く、実際に「社会を変えるを仕事にする」ことを志し集う仲間たちが、誇りを持ってそれぞれのミッションに向き合っています。
しかし綺麗事でコトが運ぶことはほぼなく、皆かなりギリギリの状態で闘っています。。事業を成り立たせ、組織規模を拡大しながらも、新たな課題に対し、儲かるか儲からないかにかかわらずまた駒を進めていく。そのために這いつくばって、ときに変化に耐え忍びながら汗を流していますし、ジェットコースターに乗り続けているかのようにぐわんぐわん、退屈する間もありません。
それでも前を向き、子どもたちへの眼差しの温かさを絶やさない、仲間たちの輝きは、偽りなく素敵。ただしそのような生き方・働き方が、外から見える以上に過酷な戦いであることも知ったのです。

入社当初より、人材育成をメインミッションとして参画し、コミュニケーションや問題解決のスキル習得で事業運営をより良くしていく、研修プログラムの企画と遂行を担っています。受講するスタッフの姿勢は素晴らしく、少しでも日常に学びを持ち帰ろうと懸命に臨んでくれます。
入社半年の私の想いを綴った記事がこちら:保育現場で活躍する人材をサポートせよ!!研修・育成チームの仕事とは!?
この時も今も、研修を共にする受講者の皆さんとのかけがえのない時間は、毎年積み重なっています。

1on1面談によるサポートをセットで行う中で、たくさんの声を、想いを聴きます。保育・福祉の現場におけるスタッフの誇りは高く、その眼差しに心が熱くなることがたくさん。同時にいつ何時も支援の現場に立ち続ける彼らの苦悩と葛藤も相当に深く、耳を傾ければ傾けるほど、心が痛くもなりました。

これまで得意としてきた、仕事を遂行するためのスキルや目前の問題の整理はもちろん役立ちましたが、ビジネススキルのインプットを支援するだけでは本質的に彼らの葛藤に伴走することはできないと、研修アプローチの限界も実感。そんなとき、コーチングに出会いました。

コーアクティブ・コーチング®(コーチとクライアント1対1、パーソナルコーチング)の基礎講座に私を導いてくれたのはフローレンス。そのまま迷いなく応用コースへ進みます。

のちにシステムコーチング®を学ぶこととなり現在に至る私とコーチングのストーリーはこちら

共に人材開発、組織開発を担う仲間も増え、スキル習得にとどまらない様々な施策を展開できるようになりました。
リーダーシップ開発、チームづくり施策、コロナ禍でのセルフコンパッション、事業横断でのリーダー同士の対話の場づくりなど。
場の可能性が拡がるにつれて、スキルを学ぶ場さえも学び合いのエネルギーが循環する場となり、嬉しい化学反応がたくさん起きている日々です。

一方で、事業体として向き合う社会課題が大きく壁が高いものになればなるほど、そこで踏ん張る人たちのチームにも負荷はかかります。私たちが向き合う社会で起こることと、組織の中で起こることは鏡のようだと感じることも。だから私がフローレンスで活動し続けるうえで、テーマとして心に決めていることがあります。

社会課題に本気で取り組むことと、組織づくりに向き合い続けることの両立

私が現在もフローレンスで採用と人材開発・組織開発を担う者としてテーマにし続けているのは、社会と自組織をともに、すこやかで可能性に満ちたものにしていくことです。

様々な背景をもつリソースフルな仲間たちが、みな尊重され、可能性を信じて関わり合い、互いを大切にしながら課題や壁に挑む。当事者が当事者同士で関係性を築き、一人ひとりがチームの中心で輝く。
そのための知恵とエネルギーを、はたらく日常に持ち込むことで組織に火を灯し続ける。そのためのあらゆることを、こだわってやり続けたい!
方法は制度整備、役割定義、対話の場づくり、プロジェクトマネジメント、なんでも。どれでも。オールOK!

共に汗を流す仲間を迎え入れる幸せと、皆で組織を育み、事業の先の社会を、未来を描く喜びを。その裏にあるたくさんの人の葛藤と願いを。
こんなことを大切にしながら、共に挑んでくれる仲間を探しています。

共に手を携え進める素敵な方と、ご縁がありますように!

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