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【心に残るプログラムへの想いを語る】ボレロ

2021-22シーズンの振り返りをしながら、プログラムについてご紹介していきます。
今回は宇野昌磨選手のFS「ボレロ」、世界選手権での演技です。


 
世界選手権1位、おめでとうございます。
キスアンドクライでランビエールコーチと喜ぶ姿をみて、心からよかったと思いました。
平昌オリンピック後の辛い時期を乗り越え、シルバーコレクターをついに払拭。
小さなミスはあったものの、世界王者にふさわしい演技でした。
 

見どころ
・4回転5本、怒涛の構成
・現役のランビエールを彷彿とする美しくも難しいプログラム

 
高難度のジャンプを組み込んだボレロ。
体の動きも良く、キレのあるジャンプを次々と着氷する姿は、成長を感じました。
乱れのない美しいジャンプを連続で着氷して、すごいことが起こっているぞとわくわくしました。
 
演技中の腕の使い方や体の動かし方は現役時代のランビエールを思い起こさせました。
複雑な体の動かし方と正確なエッジワークは、彼の4年間の努力の結晶です。
平昌オリンピックまではどこか、ふわっとしたようなそんな印象がありましたが、世界選手権でのボレロの演技を見て一皮剥けたなと感じました。
元々表現力のある選手でしたが、ランビエールコーチのもとに行ってからさらに表現力に磨きがかかり、力強さが演技に加わったなと感じます。
 
思い返せば、平昌オリンピックのインタビューではうとうとしていたり、取材では迷言を残していたり…
いまではインタビューの受け答えも別人かのようです。
きっと4年間で精神的にも強く成長したんでしょう。
 
シーズン最後に素晴らしい演技を見せてくれた宇野選手。
世界王者としての来シーズンの演技がすでに楽しみです。

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