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【心に残るプログラムへの想いを語る】ララランド

2021-22シーズンの名演技のひとつ、友野一希選手のララランドをご紹介します。
急遽出場となった今回の世界選手権でも、PBを更新してくれました。
さすが代打の神様!(ちょっとかわいそうな気もしますが…笑)


見どころ
・ダンサブルなステップシークエンス
・コレオステップシークエンスに入る前の高揚感
・映画のワンシーンを見ているかのような、スピード感あふれる演技

 
着氷の乱れなどからGOEを伸ばせず、本人も満足の出来とは言い難かった世界選手権の演技。
しかしすべてを出し切ったともいえる、演技最後のコレオステップシークエンスは会場の空気を支配していました。
Another day of sunの音楽が始まると、さあ来るぞとドキドキしてきます。
たとえノーミスでなかったとしても、演技を全力で心を込めて演じてくれる選手には好感が持てますし、応援したくなります。
 
演技中盤のステップシークエンスでは、彼の強みであるダンサブルなステップを見ることができます。
体の動きがとてもよく、ジャズの音楽にぴったりです。
このフリースケーティングはミーシャ・ジーの振付ということで、音の使い方が上手で、彼の強みを良く引き出しています。
音楽を活かしたこのステップシークエンスは、とてもイキイキとしていて見ている観客が楽しくなります。
 
そして演技後半には一番の見せ場のコレオステップシークエンスに入ります。
楽しそうに演じる姿は、ララランドのオープニングシーンのよう。
音楽が始まると、観客の手拍子もあり、「さあくるぞ」といった高揚感があります。
まさに選手と観客が一体になるそんな素敵な演技です。
 
今回も代打からの、インパクトある友野一希らしい演技を見せてくれました。
本人も覚悟のシーズンと話していましたが、彼の今後が楽しみになる実りあるシーズンだったのではないでしょうか?
是非とも来期もララランドを継続してほしいです…

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