このミス受賞シリーズを読んで、19歳が考える日韓問題
『このミス』大賞シリーズ二作目「警視庁最重要案件指定 靖国爆破を阻止せよー」は、靖国神社爆破予告事件を中心として様々な角度から日韓問題に切り込んでいる。
スムーズに話を進めるためにあらすじを読んでいただきたい。
この本を読んで、19歳からの視点で日韓への思いを綴りたい。(情報の誤りや、解釈の違い等あると思いますが、悪しからず)
最近、ニュースでもよく耳にする、徴用工問題や慰安婦問題、竹島領土問題に、今回触れるつもりはない。
私が今回触れたいのは、戦争についての歴史の教育のあり方についてだ。もちろん、教養として日韓の間に先述したような問題があるのは知っている。しかし、思い返すと義務教育で教わったのは、日韓基本条約についてくらいだ。
現代を生きる日本人は(主語が大きいかもしれないが)、ネットの情報や周りの意見に同調し、本当に何が起こったのか知ろうともしないで嫌韓しているだけのように見える。
では、日本が歴史の教育に疎いだけなのか、もちろんそれもあると思うが、日本が被害者であるとされている事件(北方領土等)は大々的に教科書で取り上げられている。
被害者側だった時の教育は充実しているが、加害者側だった時の教育は不十分なのである。
他国のことはわからないが、多くの国で(そもそも人間の性で)都合の悪いことは触れたくない、自国を守る教育をしているのではないか。
日本が悪い、韓国が悪い、様々な意見が各々の国で存在すると思う。だが、私たちは知らなければいけない。知った上で、自分なりに解釈をし、自分の意見を持つ事が大切だと思う。
そもそもは義務教育の間にもっと学べればいいのだが、義務教育の教育カリキュラムを変えろと言い意見を通すのは難しい。
まず、自分ができるところから、ということで、日本側から見たこと相手国側から見たこと自分なりに調べてみようと思う。
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