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Annaの日記 金さえあれば子供はふえるんですか?①

 最近よくニュースで聞く、「少子化対策支援金」。
3人目の大学費用無償化に続き、岸田総理の「異次元」さにもほとほと呆れている人はたくさんいる。

 金融リテラシーとは、やはりある程度の経験とセンスが必要かと個人的には思う。
 貯められる人は年収が低くてもきちんと貯蓄出来るし、ダメな人はどれだけ国が子育て補助をしてもずっと「お金がない」とぼやき続ける。

 また知識と正しい情報があればよりお金を得る事が出来る。
 無駄なこだわりや、ネット情報に振り回される人は大概お金がないと言い訳をして、貯める努力をせず、国がもっとどうにかしろ、
 お金がないから子供が産めないと訴える。

 私が40歳を過ぎて、この税金分の回収が出来ている事は自分でも驚くが、
妊娠から今4か月まで、驚くほどの手厚い手当があった。
 もう十分異次元だ。
 てか、こんなにばら撒いても少子化対策に歯止めがきかないのは、もうすでにこのタイトルの答えはでているようなものだ。

 手当を除いても大体出産までにかかる費用は70万から100万はかかるとよく聞くが、私はこの期間でまとまった貯金が出来るほどプラスになっている。

 今から子供が欲しい人は、今いくらあって、今からどのくらいお金がかかって、足りないならどうしたら子供にお金が回せるか、国のせいにしないで一度自分のお金を見つめなおしてほしい。


 (市町村によるが)妊娠中の健診はほぼクーポンで無料で受けられた。

 50万円の出産一時金に関しては帝王切開し、卵巣嚢腫の手術までして、個室を使って11日の入院になったが約28万円の差額が振込支給された。

 (以前にも書いたが、ここでキラキラしたお産のために自分の貯蓄額も把握しないでセレブ病院で産むと30万以上の持ち出しがある。)

 そして社会保険に入っていれば、産前産後休暇の手当、育児休暇の手当が入る。

 子供の一ヵ月検診、母親の産後検診、予防接種はほぼ無償で受けられる。

 安い保険でも入っておくべきで、私は今回帝王切開したおかげで手術代金、入院費の保険がおりた。18万円も支給された。

 服やベビー用品はほぼおさがり。
 お金がないからではない、そこを新品でこだわる必要性があるのかというのが私の考えだった。
 確かに中古と聞くと、私も苦手な部類にはいる。誰が使ったかわからない哺乳瓶をメルカリに出している人がいるが、それを買って「得した!」と思うのは少し違う。

 有難い事に、私が高齢出産で産んでもらえる友達は、その友達も高齢出産だったという状況が多く、高齢出産で産むという事は質のいいベビー用品をそろえる人が多い。
 なのに特に新生児として使うものなんて数回出番がきたら終わり。服も1シーズンでもう次は着れなくなるのでほぼ新品の状態のがもらえた。

 必要なものは生まれてからでも十分間に合う。生まれる前から無駄に買い揃えるからお金がかかる。   そして、ほとんど使わず、メルカリで10分の1くらいの金額でたたき売りする。

  唯一買ったチャイルトシートも、あとあと市町村の広報で「チャイルドシート補助金」をたまたま読み申請して半額が戻った。


 私がいう「正しい情報」はネットのでたらめな情報や口コミでなく、市町村広報や保険会社が正式に提供している情報をさす。


 これくらいさらっと書いても、100万円単位で、子供への「未来貯金」がすでに出来ている。
 今からの医療費や、2歳以降の保育園代金の無償化の恩恵を受けられたら、その間に一番お金のかかる大学4年間への準備が出来る。


                 ~続く~


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