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🍹パターン認識・感情タグによるバイアス回避の生活スタイル⚖️

こんにちは。綾沙汰です。

今回は「パターン認識・感情タグ」が引き起こすバイアスによる意思決定の判断ミスを予防するような生活スタイルについて議論をしていきます。


✅️はじめに

当記事の読者は『日常生活において、バイアスによる失敗を回避し、なるべく損失を減らしたい』という方を対象としています。

なお、「『パターン認識・感情タグ』って何?またその普遍的な予防策は?」という方向けの記事が既にございますので、ご興味がある方は是非ご確認下さい。(こちらの記事でも簡単に説明をさせていただいておりますが、より詳細に知りたいという方は以下のリンクから記事を見ていただければと思います)


✅️日常生活における「パターン認識・感情タグ」

先程の記事にも書かせていただきましたが、パターン認識は「過去の経験や判断」に基づいて推論を行なうことであり、また感情タグは記憶や経験に付随する「感情の情報」です。

また、それらが引き起こすバイアスに基づく判断ミスへの対策は、簡潔に述べると『選択肢、ルールの明示化』および『周囲への注視』となります。

まずは普段の生活において、この「パターン認識」や「感情タグ」がどういう悪さをしていくのかを確認してみます。

例えば、部屋の模様替えをした際、普段から使用する物品の置き場所を変えたため、1ヶ月ぐらい慣れずに探すのに時間がかかる場合などがあります。

また、共有スペースにおいて、物の位置が勝手に変わっており(同居人が位置を変えていたパターン)、はたまた探すのに時間がかかってしまうパターンがあるでしょう。

そして、やや視野を広げると、普段買い物をしている品物が、とある日からそのお店が取り扱わなくなった、という場合です。

これらは共通して『環境が変化したため、パターン認識が誤りを引き起こす』ことにより、その人にとって不都合が生じています。

こういったことが滅多にない環境であれば問題になりづらいですが、保管物が頻繁に変わる理由があったり、普段から購入している物品の入手経路が数多く存在し、取り扱わなくなる確率がそこまで小さくない、といった場合、パターン認識により、判断ミスを誘発しやすくなってしまいます。

さらに、物品が不足してしまう経験から、「物がなくなったことのフラストレーション」が感情タグとして付いてしまい、モチベーションの低下につながったり、例えそれが一時的な売り切れだったとしても、そのお店には二度と行かない、という判断をしてしまうかもしれません。

この場合、なるべく判断ミスを減らすにはどうしたらよいのでしょうか。それを次から議論していきたいと思います。


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✅️日常生活における「パターン認識」の誤り防止

📑部屋の模様替え・同居人の配置替え

日常生活は「パターン認識」の連続であり、私達はそれによってスムーズに生活をすることができています。

しかし、イレギュラーな状況になると、それが効率よく機能しなくなってしまいます。そこで『イレギュラーな状況が発生した際にも対応できる動作』を前もって準備しておくと、その際のコストを低く抑えることができます。

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