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お金について考える〜noteの皆様に感謝

「忘年会に欠席なの、あやとさんだけですが、都合つきませんか?」
とてもお優しい方から何度かお誘いいただき、有り難かったが、私の結論は変わらない。
「用事があってごめんなさい。お酒も飲めないですし。」
と頭を下げる。
「飲まなくても大丈夫ですよ。」
と言っていただいたものの、飲まなければ1人遅れてくる烏龍茶のせいで、みんなのビールの泡が消えてしまう。だから、乾杯はビールにしようとなる。飲まなきゃいけないだろう。
「ごめんなさい。」
私にとって、当然採るべき自然な結論は、お断りであった。
………………
「年始なので、料金が1.5倍です。」
行きつけの温泉旅館の料金が跳ね上がるが、私の結論は変わらない。
「行きます!」
今年も家族で温泉に行けることは、健康によい結果、豊かな日常を過ごすために不可欠である。
そうなれば、結論は迷うところではない。

忘年会も温泉も料金は殆ど変わらない。それならお金の使い方として、家族との温泉しかない。
………………
忘年会に行かないから、苦手な人による他人の悪口を聞くことはない。仕事への不平不満も、仲間内でのおだてあいも聞かない。
悪口を言われないために、誰かの悪口を言う必要もない。
お酌に気を配ることも、後輩の分のお支払いも要らない。

何より、「今日の忘年会、しんどかった。」と家族や友人に愚痴らなくてよい。

それに代わって、「一緒に行った温泉、雪の中の露天風呂、最高だったね。」「ピザはチーズを飲んでいるみたいでこんなの食べたことないね。」「味噌味の鍋、美味しかったね。」と後5年後も10年後も話すだろう。思い返す度に心が暖かくなる。

こうして今、豊かな時間を過ごすことが、
将来の時間も豊かにするのだ。
……………
健康のためにお金に使う結果、日常が豊かで楽しくなった、そんな自分の在り方をポジティブに捉えてくださり、とても嬉しく有り難く思います。

日経新聞社様、この度、甲乙付け難い7627作品から僅か3作品の日経COMEMO賞に選んでいただきありがとうございます。

沢山のスキ、マガジン追加、拡散、とても有り難いです。
読んでくださった皆様、ありがとうございました。感謝申し上げます。


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