見出し画像

お肉のこと



お肉は好きですか?

私は、好きでした

むしろ子供の頃の私は野菜がほとんど食べられなかったので
炭水化物とお肉、あとは甘いお菓子ででできているような感じでした。


何で変わったんだろう?と考えたら
1番のきっかけは、やっぱりダイエットだったかもしれない。

(いや、でもダイエットに夢中だった時には炭水化物(特に米!)を異常なまでに敵視してたから、お肉はむしろたくさん食べてたかもしれない。)

でもその後どんどんそれが行き過ぎて
うまく食べられなくなり…
かと思えば好きなものは爆食いして。


中学生で160㎝、56㎏だったのが(これがBMI22)
気付いたら1番少ない時で160㎝、37㎏にまでなってた。
(今はこの間くらいです)

たくさん親にも学校の先生にも心配かけて…

親の注目を私が集めてしまったせいで
大好きな妹にも悲しい思いをさせたことがあった。

たぶん、子供ながらに親から心配してもらえていることが嬉しくて
口では太りたい、治りたいと言いながらも
それが本心ではなかった。
今ならそれを認められる。


なんでお肉からこんな話に?って思われると思うけど

食べること

って、全然簡単なことでも、当たり前なことでもないんです。

でも私たちは、食べなければ絶対に生きていけない。
(現代人が食べ過ぎている問題は、とりあえず置いておいて…)

何をたべるか
どう食べるか
何を思って食べるか
どう感謝するか…

すごく大事なことだね。


最近ビーガンってよく聞きますよね。
簡単に言えば、動物性のものを食べない人たち。

健康から
動物愛護から
環境保護から…

理由はさまざまだと思います。


今の私の考えは

ベジタリアン(野菜と穀物を中心とした食事で、たまに動物性のものをいただく)が、1番心地が良いです。
でもこれは健康面的な考えが強い考えかな?とも思う。


そもそも私がベジに興味を持ったのも
(健康的な)ダイエットについて考えたからでした。

でも今思えばその頃は、本当はお肉を食べたいのに
一生懸命我慢している感覚だった。

健康になりたい、痩せたい、綺麗になりたい…
それしか考えてなかった。
(今となっては、めっちゃ自己中やんって思う)


でも3年前、自分を取り巻く環境に大きな変化があり…

徐々に、地球や周りで起こっていることを他人事とは思えなくなっていきました。
危機感を感じた。
生きるってこんなに尊いことなんだって思った。

人間(もちろん自分含む)、ちょっと我儘が過ぎるんじゃない?
ってなった。

そして気づいたら、まわりには同じ考えを持つ仲間がたくさんいて。

それからはどんどん自分の軸が変わった。


子供の頃にお母さんから
ゴミの分別のことについて細かく言われていた。

でもあの頃は
「うるさいな~」「細かいな~」しか思えなかった。

でも今は、自分があれこれ細かく言いたくなってる。

だって、全然他人事じゃなかったから。


このネタはいくらでも話せてしまうから、少しビーガンに話を戻すと

「消化に重くて体の負担になるから、お肉食べるのやめます」
で、解決するような問題でもない。

このお肉は
どこで、どのように育てられて、いま自分の目の前のお皿にいるのか。

それを考えられること
命を頂いているのだという自覚を持つこと
当たり前ではないと感じられること
感謝できること
時には別の選択をすること

それを、みんなが知らなければいけないと思います。

こうなると、「食」の問題は「教育」の問題にもなってくるんです。

そういえば
先日見た映画がとてもよかった。

オオタヴィン監督のドキュメンタリーは、どれもおすすめです。



第12回目は、

お肉を食べることが当たり前だと思わないでほしいなって気持ちで作りました。
私がそうだった様に、きっと想像してみたことのない人の方が多いから…

それぞれの家庭で、まずは、考えてみるきっかけになればいいな。


そして、良く噛むことは自分を大事にすること
この仕組みに少しでも多くの人がハッとしてくれたらいいな。


伝えたいことは尽きません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?