イコライザーは神?✧♡
先日、豊川悦司の藤枝梅安の映画の解説を観ていた時に、バッドマンのような雰囲気で闇の稼業を描こうとしているという監督のコメントをちょっぴりキャッチした。仕掛け人とバッドマンは自分の中で結びつかなかったけど、もし、自分が映画監督だったら、クリストファー・ノーラン監督の手法を取り入れようと思うかもしれない。
ふと、今回、仕掛け人もイコライザーなんじゃね?と思いかけてみたけれども、報酬をもらうという点で違っている。
仕掛け人は、依頼者がいて、それを元締めが引き受け、仕掛け人に仕事を依頼する。一つの仕掛けに35両というのが相場の様だ。
一両を10万円ぐらいだとすると、350万円をもらうのか。
人を一人殺すと言うリスクのある仕事。
意外ともらっているんだなあという印象。
そして、イコライザーは、誰からの報酬をもらうわけではなく、自分の身の周りの、なんでもない慎ましやかな人々の生活を脅かす悪を(庶民も、いや、へたすると警察も何もできない巨悪といっていいかもしれない)彼のやり方で、何十秒で、スタッと解決するのである。
もちろん、彼がそれをやることによって、彼の平穏な生活がかき乱されるし、やっかいなことになる。しかし、彼は見過ごせない。
彼が愛する平穏な日常を守るために行動するのだ。
そして、彼にはそれだけのスキル(元CIA)があるし、彼の動機が、彼を罪に問う気になれないぐらい正しく純粋なものである。
それが例え、殺人であっても。
町の人々を苦しめて金をせびりとったり暴力をふるったりする町のダニが死んだとして、誰が、悲しむだろう。
誰がマッコール(デンゼル・ワシントン)を裁くだろう?
イコライザーという名前は「均衡を保つもの」「銃器や刃物などの致命的な武器」という意味があるそうだ。
ジョン・ウィックと比べるのも変だけど、車にぶつかったり、肉弾戦で戦ったり、階段からごろごろ落ちてきたり、そんなジョン・ウィックの戦い方とは違って、イコライザーに触れる敵はほぼいなかった。
イコライザーが元CIAというのはあるかもしれないが、実に鮮やかに悪党どもを倒す。それを見て、私は、もはや、イコライザーは神✧♡なんじゃないか?という感想しかうかばなかった。
私はこのイコライザーの胸のすくような行動が、好きで、1と2を観てきた。マッコールの普段は穏やかで読書している姿も好感が持てる。
イコライザーが、なんでこんなにカッコいいのか、高木さんの記事を読んだらよく分かった。高木さんと言い、傘籤さんといい、男の人の映画感想文は、論理的に、すべてを解明してくれて、実に清々しい。
なかなか自分にはできない技である。
別なところで勝負だ大笑。
私の映画感想文は、世界の各国に、1人イコライザーがいたらいいのになということを思った。
イコライザーは神✧♡に近い存在なんじゃないか?
しかし、どうも、今日の映画の感想に何か足りない。
自分が気づいていないジョン・ウィックの神話を傘籤さんに表現されたように何か、自分の感想のオチが足りない気がするのだ。
自分の隣に一個開けて座っていた人が、スマホで、映画を撮っていた気がした。(映画が観たかったしガン見してないので、真実はわからない)
しかし、あるシーンで自分の膝の上にスマホのようなものを構えていた。上映前の映画泥棒のフィルムを、またこれか!と観ているけど、ほんとにいるんだなと思った今日である。
しかも、きみ、イコライザーみてるんだよ?
自分が、神に正されるかも?って思わないのかしら?笑
ダンナに聞いてみた。今日のイコライザーについてどう思った?
あの人もなんか変わったな。狂ってきたと思うよ。
一番初めは自分の暮らす街のホームセンターとかを舞台にしてた。でも、今日のはイタリアとかで、やり過ぎているんじゃないかと思った。
しかも、あの悪人の殺し方、かなり残忍じゃない?
今日はマフィアの話でしょ。
マフィアとヤクザは違うの。
マフィアは結局は裏切るから、みんな、ファミリーで固めてるでしょ。
日本のヤクザは、兄弟分の盃で、約束で、成立する。
ところで、
ラーメン食べていい?
いいよ!と言うといそいそと、お湯を沸かしに行った。
ダンナの言うことが、ちょっと面白くなりそうで、でも、途中なんだか違う話になっていたような?
カップヌードルで有耶無耶になった。
しかも、シーフードヌードルって、こんなに美味いんかい!
最後ふざけた感じになったけど、
イコライザーは、スキな映画です大笑。