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自称・全国朝寝坊連絡協議会会長の私が4時起きを継続できている理由

こんにちは、あるいはおはようございます。
朝活をしたくて何度も挫折してきた私がここ5か月ほど早起きが継続できている理由について今日はお伝えしたいと思います。

そもそも朝型なんでしょ?と思われるかもしれませんが、いえいえ、早起きは子供の頃から大の苦手でした。
社会人になってからも20代の頃は何度も寝坊で遅刻していますし(恥ずかしい…)、朝早い日は寝坊が怖くていい歳して父親(4時起きおじさん)に電話で起こしてもらう、なんてことも。。

そんな私が30代後半になってなぜ早起きができるようになったのか?歳とったからか?笑
そうかもしれないけど、私なりにこれが要因だったなと思うものを書き出してみたので、早起きしたい!朝活したい!という方の参考になれば幸いです。


早起きのメリット

まずは言い尽くされた話なので簡単にですが、私も実感している早起きのメリットについて。

朝は夜よりポジティブになれる

私は夫と年長の娘と3人で暮らしているワーママです。お察しの通り、自分ひとりの時間は日中にはとりづらく、仕事・家事・育児をこなす毎日です。
そんな中、家族が起きてくる前の朝時間だけは自由!誰にも邪魔されることなく、何をしてもいいのです。
この時間のきらめき、幸福感を味わうことがまず早起きの秘訣と言っても過言ではないくらい。
この時間をちょっとでも長く味わいたくて、私も5時→4時半→4時起きと、どんどん起きる時間が早くなりました笑

これを読んでいる方の中には、仕事も家事も終わって子供も寝かしつけた後の夜時間が最高のお楽しみタイム♪という方もいらっしゃるでしょう。
私も以前はそうでしたし、今も否定は全くしません。
しかし、夜は「リベンジ夜更かし」という言葉もあるように、なんとなく朝よりも充実感が弱い気がするのです。
例えば、お酒、お菓子、SNSや動画など様々なコンテンツの受動的な視聴…それらはストレス解消になるかもしれませんが、どこか後ろめたく「消費」感が否めません。
対して朝は、夜よりもポジティブな気持ちになりやすいものです。何か自分のために良いことをしようと自然と思えるのです。
例えば、勉強や読書、運動といった、より前向きな時間の使い方ができるのが朝の不思議なパワーです。

自己効力感が増す

そうして早起きをして前向きな活動に時間を使えるようになると、自己効力感が増してきます。
自己効力感とは「何だかわからないけど自分はできそうな気がする」といういわば自信とか、自分を信じてあげられる力、のようなものです。
早起きでずっとやりたかったことを習慣化できるようになると、「じゃあ次はこれをやってみよう」と新たな挑戦もしたくなります。
この新たな挑戦のために必要なのが「なんだかできそうな気がする」自己効力感なのです。
早起きはこうした良いスパイラルが回ってポジティブにチャレンジをしていくきっかけになると思っています。

早起きするための工夫

いよいよ、どうやって早起きを継続するか、そのために私が工夫してうまくいったことをお伝えします。
尚、今回、私が人生で何度目かの「早起きしたい!」という気持ちになったのは『朝時間が自分に革命をおこす 人生を変えるモーニングメソッド』(ハル・エルロッド著)という本を読んだことがきっかけでした。
早起きしたくなるかつ具体的な方法も書かれているので気になる方はぜひ読んでみてください。

早く寝る

そらそうやろ!とツッコんでくれたあなた、ありがとうございます。
世にある「○○の秘訣」というものに、そうそうウルトラCみたいな秘技はないのです。
当たり前ですが、「早く起きる」ためには「早く寝る」これにつきます。
なぜならば、睡眠時間が超大事だから!寝ないと人間、心身バランスを崩します。
今よりも前倒しで起きるためには、前倒しで寝ましょう。間違っても睡眠時間は削らないで!

私の場合は幼児が家にいて毎晩寝かしつけが発生するため、もう子供と一緒に寝てしまうことにしました。21時には布団に入ります。
以前は寝かしつけ後に起きていろいろとやっていましたが、眠いしだるいし、人間の摂理として不合理!と気づきました。
あと、起きられずに朝を迎えたときに感じる、あの絶望感…朝はもっと希望と共に目覚めたいわ。

そんなわけで私は潔く21時就寝、4時起床というリズムにしました。
4時起床というと時々驚かれますが、まぁ21時に寝たら7時間睡眠しっかりとれてますからね。
私の場合はそれで充分ですが、8時間寝ないと無理など、人によって最適な睡眠時間は異なると思うのでそこはご自身で調整してみてください。

そして寝る時間を早めるためには、夕食やお風呂も早める必要があるし、そのためには仕事も早く終わらせる必要があります。
これまた私の場合は、仕事が終わっていてもいなくても18時になったら終えて子供を保育園に迎えに行かないといけないし、帰ってきたらご飯を食べさせお風呂に入れて、合間にちょっと残った仕事したりして、、と、こう考えると働く父、母の皆さんは早起き生活にシフトしやすい環境が整っているかもしれませんね。
そうでない方も、早起きしたいと思ったらある程度仕事や生活リズムの改善に着手せざるを得ないので、単に早く起きる以上の良い効果がたくさんあり、人生全体も整っていくからこそ「早起きは三文の徳」と言われるのだと思います。

スマホは寝室に持ち込まない、朝のアラームはリビングから鳴り響かせる

これも個人的にすごく効いたことの一つです。以下3点の良い効果がありました。
・寝室にスマホを持ち込まないことで直前までだらだら見るのを避けられる
・早朝のアラームで眠れる獅子(家族)を起こしてしまうのを避けられる
・リビングで鳴っているアラームを止めるには布団から出てリビングまで歩いて行かないといけない=起きるしかない

家族を起こしてしまわないようになるべく早くアラームを止めなきゃ!と一刻も早くリビングに行きたい一心なので、布団から出るのを躊躇する時間などありません。
早く止めないと私のひとり時間がなくなる!という危機感。

早起きが楽しみになる朝活メニュー

これは人にもよるかもしれませんが、私のような怠惰で楽天的、夢想家タイプの人間は、「楽しみなこと」のためでないと早起きできません。(私は国家資格の試験勉強の時期ですら早起きできませんでした)
逆に、責任感が強く、タスクを抱えることが嫌で義務感から早く解放されたいタイプの方は「早く終わらせたい事」をやるための方が早起きできるかもしれません。
このあたりは、古川武士さんの『性格4タイプ別 習慣術』という本に詳しく書かれていますのでご興味のある方はぜひ読んでみてください。
タイプ別に合った習慣化のメソッドがわかりやすく解説されていてとてもおもしろいです。(ちなみに私は「かめギリス」タイプです)

私が朝活としてやっていることは例えばこんなことです。
・手帳に昨日の振り返りを書く、今日の見通しを立てる
・ジャーナリング(なんだかモヤモヤしているとき)
・育児日記をつける
・読書
・運動
・日中は時間がとれなさそうな仕事や重い仕事をやっつけてしまう

この中で毎日やっているのは手帳くらいです。
その他は日によってやったりやらなかったり取り組む時間も違いますが、特にハードルを下げているのは運動です。
習慣化したいけど毎日ガッツリは難しい。
なので、松竹梅で分けて、どんなに時間がないときでも最低限の梅だけはやるようにして自分の中の「継続」のハードルを下げています。

運動の松竹梅
・松:ウォーキングorランニング(45分~1時間)
・竹:リングフィットで筋トレ(15~30分)
・梅:軽くヨガもしくは6:25からEテレでやってるテレビ体操(5~15分)

習慣化したいことは、その日できたら手帳に〇をつけているのですが、梅の運動だけでもできたら〇をつけていいことにすれば、「今日もできなかった、、」とテンションが下がることを防げるのでモチベーションが保ちやすいです。

いかがだったでしょうか。
私はちょうど日の出が早くなる5月末から始めたので良いリズムが作れて、11月の今もまだ真っ暗な中ですが4時に起きられています。
まずは始めてみて朝時間の充実感を味わえば、あとは毎日の早起きが楽しみになるのでそんなに苦に感じることはなくなります。
それでも体調が悪かったりするとどうしても眠くてリビングで二度寝…という日がないわけではありませんが。
それは身体からのサインなので必要なことと割り切っています。
数日そんな日が続いても大丈夫。また、体調が戻ったら始めればよいのです。

ひとり時間を受動的な「消費」ではなく、前向きで健康的な「創造」の時間にする魅惑の朝時間、あなたも味わってみませんか?(誰やねん)

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