2020年6月の記事一覧
『きみには雨が似合うねなんて』 フォトポエム
きみには雨が似合うねなんて 決めつけてほしくなかった
日陰にひっそり佇むその姿こそなんて 誉められてもうれしくなかった
ねえ 知っていますか
さわわと乾いた葉を揺らす 日陰の風の頼りなさを
ねえ あなたは知っていますか
初夏の雨も 夜は冷たいんだっていうこと
きみには雨が似合うからなんて、わたしは
あなたに決めつけてほしくはなかった
夜通し降りつづいた雨が上がり 光がかわりにその身体を、
幾
73コトめ。形 #みんなでポエム書いてみた
『形』
まる
しみでる優しさを見る
私の瞳に映るのは 君の満点笑顔
さんかく
人を傷つける鋭さを持つ
私の瞳に映るのは 君の傷つけまいという強い意志
しかく
大切なものを守るハコ
私の瞳に映るのは 君の大きなその背中
ほし
最上級のかっこつけ
私の瞳に映るのは 君のピースつきニヤリ顔
はーと
世界で一番幸せな形
私の瞳に映るのは 君の言葉にしない温かさ
両手を広げ
両瞳(りょうめ)
この恋を許して #みんなでポエム書いてみた
憂鬱な雨の朝
気まぐれ色の花が咲く
オレンジ色の傘が
君を思い出させる
君の笑顔を守りたかった
君の側にいたかった
君に伝えたかった
たった一言
好きです
言えない想いを
胸に抱きしめた
雨の季節が続けばいい
気まぐれ色の花が
この想いを許してくれる
こちらの企画に参加しています。
2020.6.3
ぼくが何等星かは知らないけれど #みんなでポエム書いてみた
闇夜にちいさく震えていた
遠くに見える巨大な一等星と
自分との凄まじい距離にめまいを感じ
近くに見えるよく似た六等星と
自分の何が違うのかとやっかんだ
闇夜にちいさく震えていた
となりをみると
ちいさな光が震えていた
ぼくはちいさく手をふって
ぼくはやさしく光ってみた
ちいさな光は笑った
ぼくも笑った
ぼくらは光を交換しあった
ずっとずっと交換しあった
ぼくが何等星か知らないけ