料理は愛情表現。
料理って本当に尊い。
おいしいものはこんなにも人に幸せをもたらしてくれて、
人と人とのあたたかいご縁を結んでくれる。
おいしいものが大好きな原点は、ここにあるんだなと最近改めて感じた。
もっというと、みんなで囲む食卓が大好物だ。
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奈良県への移住をきっかけに、
2022年春から料理教室という拠点を構え、半年の節目を迎えた。
有難いことに、教室は毎月満席をいただき
そのおかげで、みんなで食卓を囲んでおいしいしあわせを共有できる時間を過ごせている。
この節目のタイミングで
日々感じていた感謝の気持ちを綴ろうと思い、素直なままに自分の心を書いている。
まずは いろんな意味を込めて、「料理は尊い」
知らない人同士が集い、顔見知りに変わり
おいしいを共有する仲間になる。
おいしい食卓を通して、
この不思議な変わりゆく空気感を感じられる。
共に料理をして、食卓を囲んでしあわせを感じる。
そのひとときだけの感情ではなく、
その感情がじんわりと各々の生活に広がってゆく..
というのも、お別れしたあとにも
「彼に作って、本当に喜んでくれました」「息子がびっくりするくらいパクパク食べてくれました」
などと、なんと愛おしい報告を頂ける..
料理を通して、しあわせの連鎖が起こっている。
それくらい料理を通して、あたたかくて、心がホカホカする出来事が起きているのを実感する。
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私が思う料理教室は
レシピをお伝えすることだけではない。
人と人との出会いの拠点を作り、
ひとりでも多くの人の食卓が豊かになってほしい
立ち上げ当初から、そう変わらぬ気持ちでいる。
もちろん美味しいものをお伝えするのは、大前提として。
まだまだこれからですが、
この気持ちを大切に持ち続けながら、
これからもたくさんの人にしあわせのシャワーを与えられるような料理家でありたい。
こんな気持ちにさせてくれて、ありがとう…
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最後に…
11月のお教室のお品書き
・鮭とマッシュルームの酒粕クリームコロッケ
・梨と旬魚のカルパッチョ
・かぼす香るチーズリゾット
・カブとカキとハーブのサラダ
・大人のポテトサラダ
・素材の甘みに委ねた 柿ムース
毎月、季節のメニューを考えるのも楽しい。
心のアルバムとして、毎月のお教室のことも、これからは綴っていこうかな…(決意)
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