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出津教会と絶品ちゃんぽん

2日目、ホテルの朝食はバイキングで。
いつもはホテルの朝食は付けずに素泊まりだから久しぶりの朝食バイキングに心躍る。

ハウステンボスも花火大会もホテルステイも大満喫して、今日は長崎市内へとバスで向かう。

バスの中から見える景色も本当に穏やかでいつまでも見ていたい気分になる。
長崎は本当に島が多くて、バスから見えている景色だけで大、小、様々な島が見えて楽しい。
父の故郷も長崎の対馬である。
海好きのDNAはもう私の中に刻み込まれているのだから仕方がない。

バスは出津教会へ


出津教会

出津教会とは

1879年に潜伏キリシタンが多かった外海の出津・黒崎地区に赴任し生涯を外海に捧げたド・ロ神父が、風の強い斜面の台地に、1882年、私財を投じて建てた質実剛健な教会。(ながさき旅ネットより参照)

世界遺産や、国の重要文化財にも指定されている貴重な教会。
ツアーで無ければ訪れることはなかったかもしれない。
長崎で有名な教会と言えば大浦天主堂や浦上天主堂だ。

それらに比べたら華やかさは無いけど素朴だけど神聖なそんな場所だった。
温もりのある木造の教会で、人とのつながりを大切にしているような、そんなものが伝わってきた。
屋根は瓦で外壁は煉瓦、高さは教会にしては低い。
これは台風や海風が強い地域なためだそう。

歴史は面白いなと長崎に実際来てみると思う。
確かにそこにいたんだと、感じるのだ。
こうして私たちも今、歴史の1ページを作っているしね。

なんてセンチメンタルな気分にもなる。

人はこういう壮大な景色を前にすると手をあげてしまう不思議(笑)

塔の上に聖母像を置いている教会は珍しいそうだ。

谷を降りていく。

段々畑を眺めながら山裾を降りていくといくつかの建物があった。
神父は慈善事業にも力を入れ、出津救助院などを創設して女性の自立を促したそう。

・授産場(国指定重要文化財)
・ド・ロ塀(国指定重要文化財)
・マカロニ工場(国指定重要文化財)
・製粉工場(長崎県指定史跡 ド・ロ神父遺跡)
・薬局(長崎県指定史跡 ド・ロ神父遺跡)
などの施設を作って貧しい人々の助けになったのだ。(以下参照)

知れば知るほど、調べれば調べるほど興味が湧いてくる歴史。
子供のころより今のほうが勉強したくなるね。


出津教会を後にしてお次はランチへ。

ちゃんぽん発祥のお店

長崎ちゃんぽん、皿うどんの発祥の店、四海楼へ。
とても大きくて歴史を感じる外観。
博物館であるかのような佇まいにびっくり。
お昼時よりも少し前、雨が降っていましたがすでにお客さんがたくさん並んでいます。
席に着くと中華料理と言えばの回る円卓!
料理が運ばれてくると回して一人ずつ料理を取ります。

どれも少しずつの贅沢コースを堪能。
皿うどんもちゃんぽんも食べられるなんて贅沢の極み。
やっぱり本場で食べるちゃんぽんは最高に美味しい!

家族で久しぶりに円卓を囲んでご飯を食べることも出来て楽しい時間を過ごせました。
オランダ坂、グラバー坂の近くなので、観光をする際にもアクセスばっちりです。

歴史情緒あふれる長崎。
興奮のあまり長くなんてしまったのでグラバー園に行った様子は次の記事に。

次回もお楽しみに~^^


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