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掌編小説または詩

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#自由詩

ときめきといたみ

ときめきといたみ

といきのかすかな温度
きこえたママの子守歌

めをさませばあなたが眠っていて
きのうとはたしかに違う夜

ときどきは傍にいて
いつまでも傍にいて

たとえばそんな日々もやがて
みうしなってしまうというのに

今日の気持ち

今日の気持ち

明日どんなきもちでいるのか
想像出来ない
どんなきもちでいたいのか
決めることも出来ない
どんなきもちでも
生きていく
あしたのあしたのあした
私が笑うために

昨日どんなきもちでいたか
思い出せない
どんなきもちでいたかったのか
も忘れてしまいたい
だから生きていく
またあしたのあしたのあした
私が笑うために