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双極性障害の私が司法試験に合格する話。

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2021年に双極性障害と診断された私が、2025年に司法試験に合格するまでの話を全部丸出しにする日記です。初めの頃は苦手な数字を克服するため小学3年生の算数ドリルをやっているよう… もっと読む
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#弁護士

双極性障害の私が司法試験に合格する話(1)私は双極性障害だけど司法試験を目指してる。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(1)私は双極性障害だけど司法試験を目指してる。

 突然、仕事に行けなくなった。

お風呂から出て、髪を濡らしたままぼーっとしている。私はこのあと何をしなければならないんだっけ?そのまま布団に入り、目を閉じるも、あれ、どうやって寝るんだっけ?当たり前にできた事ができなくなってしまった。始業時間まで、あと30分。いつもならもう家を出ている時間。どうしよう、間に合わない。涙しか出てこない。iPhoneを開いては消して開いては消して。職場の人に、なんて

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(387)弁護士になってやりたいこと。

司法試験にこだわっているのはいろいろ理由はあるけれど、ざっくり言うと、かっこいいから。
 
でも、弁護士になって何がしたいか、それが明確にはなっていなかった。
 
でも今日、友人と話していて、はっきりしたような気がした。
 
訴訟をするには、立場上リスクがあるし、そこまでの話じゃない。でも、ちょっとしたお金のこととか、泣き寝入りしている。そんな話を聞いて、こういう人の力になりたいと思った。法律は、

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(374)まとまらないまま書く。

一切まとまってないまま、noteを開いて、書き出す。今回に限ったことじゃない。いつもだ。タイトルすら浮かばない。多分この記事を書き終えても、思いつかないから、そのまんまを書く。
 
昨日初めて1日14時間勉強した。
 
疲れたことは疲れたが、もっと疲れている日もある。そんな日と比べたら、たいしたことない疲れだった。興奮してるわけでもない。淡々と目の前のことを繰り返した。メリハリつけて繰り返した。

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(362)師匠を見つけた。

年上の人に引っ張り上げてもらうことが、これまで生きてきて、私は、多いように思う。というか、私が勝手に慕い、つきまとい、勝手に真似をし、勝手に大きくなれた!と満足しているだけのことなのだけれど。

でもやはり。血の通った人間を目標とする「この人みたいになりたい!一緒に仕事したい!」こんな気持ちになれたら、私は強い、と自分で思っている。

前の記事でも書いたけれど。正直、司法試験に受かった後、こんな人

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(361)自分がわからなくなったとき。

自分の顔を見るときに、人は鏡を使う。ついていないテレビや夜の窓ガラスなんかでもいい。自分たった一人では、自分を、認識できないのだ。

昨夜、苦しくなった。満足に勉強が進んでいないこの状況に苦しくなり、眠れなかった。夜中の1時。タイミング良く、友人と電話をすることができた。
 
私がなんで苦しいのか、一つ一つ紐解いてくれた。行動力が命!の私が、行動できないでいる今の現状の根源を一緒に見つけてくれた。

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(360)私がタトゥーを入れてしまった理由。

私の背中には、上部一面に4つのタトゥーがある。

何も知らずに私の背中を見たら、ギョッとするくらいのインパクトはある。

今は、司法試験の受験生をしているが、職業を聞かれたら、私は「女優」と答える。女優の背中に、タトゥー。そもそも日本ではまだまだ受け入れられていないタトゥーが、人前に出る仕事である女優の背中にあったとしたら、それは大問題、なのではないか。少なくとも私は、自分で、そう思っている。私は

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