見出し画像

子どもの頃からPDCA

社会人になって、PDCAを高速で回すなどの話がありますが、
みんな、何かしらの体験でやっていると思うんです。

ちょっと忘れていたり、忙しすぎたり、プレッシャーが強かったり、コミュニケーションを取りにくい組織だったり、色々とできない理由はあると思いますが…

昔、流行ったミニ四駆。
私も、子供のころは夢中になりました。

最近では、OODAループなんて考え方もあります。
※Observe(観察)、Orient(方向づけ)、Decide(意思決定)、Act(行動)の頭文字を取った略称で、「ウーダ」

社会人になり、PDCAサイクルを高速せ!なんて言われたり。

子どもの頃は、「PDCA」なんて言葉なんてなくても、
自然とミニ四駆でPDCAを子ども達は、回してた。
しかも、超高速で。

恐らくですが、皆さんレースで勝つために何度もコースで
自分でチューニングしたミニ四駆を走らせて、またチューニングして。
コースを走らせる。

こんな豪華なコースはあまり体験できませんでした

中には、時間をかけてじっくりチューニングしたり
設計する人も居たかもしれないが、私はとにかくコースで走らせるタイプ。
基本的には、以下の流れだと思う。

1.マシンの検討、組み立て
 ※多分これはカッコ良さとか、好みで決める。
2.レースで人と競争
3.勝っても負けてもチューニング。
4.更なる高みを考えてチューニング。
  ※追加のパーツを買いに行くことも。

これの繰り返しで、どんどん速くなる。
時には、壊れちゃったりして。

これって、まさにPDCA。

一方で、大人になり、社会に出て会社でPDCAを回すとこんな感じ。

1.マシンの検討 ※比較表とか作っちゃったりして。
2.比較表で無い項目とか上司からツッコミ。目標タイムとか作ったり。
3.万が一動かないと、組織から指摘されるから、自分だけで試験走行。
4.レースで人と競争
5.勝てばい良いけど、負けたら理由を考えてレポーティング。
 ※勝つと、ココで終わっちゃったり。
6.他にも要因があったのではないか組織で議論。
7.追加でパーツが必要。導入するためにその理由を考えてレポート。
8.チューニング。

比較表  

特に感覚的には、、組織のサイズに比例して1と2が長くなる。
で、5、6、7は、やらなかったりツッコミが多くなるので
理解されやすように事実を変えてみたり。→これ最悪。

何故、組織ではこのようなことが起きるのか。
子どもの時に置き換えて考えてみる。

・走らせる前から、めちゃチューニング。
・走らせた後に、どこが悪かったか
・レースに負けると、お小遣い(給与)が減る。
・負けるとチームの友達から責められる。
・そもそも、遅いとカッコ悪いから走らせない。

ん~。
こんな子ども居たかもしれないけど、少なかったと思う。。。

比較表を作ることも、否定しないしそれはそれで意味があるかもしれない。
熟考してやるのも人のスタイルだから否定はしない。

ただ、ビジネスだと社会の変化は早い。
正解なんてない世界。Light and First。

だから、なんでも試してみることもありかと思う。
「個」を尊重し、それぞれのスタイルでやったら良い。

要は、人生はキラキラ、ワクワク、楽しめるかどうか。

最後まで、読んでくださってありがとうございます。 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?