AwaNana

のほほんと生きてるように見せるのが得意な私の、漏れ出た声を記しています

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最近の記事

他人が精神的な何かを解決してくれた記憶はほとんどない。 元々、我が強い性格だし、何かと"強い"から、大体のことはひとりで解決出来ていた。友達に話している中で、自分の思考が整理されることはあっても、誰かが直接的に自分の精神的な悩みを解決してくれることはなかった。 それが、良くも悪くも、なわけで。 ひとりで抱え込まないでって簡単に言うけど、私の問題は私の問題でしかなくて、あなたの問題にはなり得ない。それをひとりで抱え込むなって? 何を身勝手な。 逆も然り。私はあなたの問題

    • 生きてていいよ、の話

      たまに、自分が生きてていいのかわからなくなる。 だいたいそういう時は疲れてるな、と思うのだが、その一方で、凄く潜在的に、「生きていていいよ」という許可を、誰かに貰えないかと切に願っている自分も自覚する。 私は自分のことは好きなはずだ。 顔も、スタイルも、性格も、特にコンプレックスはないし、自分のやりたいことに挑戦し続けられる強い精神も持ってる。 自分のことは好き、だけど、「生きてていい」という自信はあまりない。 誰かの役に立たなきゃいけない、とか、誰かのために生きな

      • らしい、話

        私らしく とか 自分なりに とか。 世の中はそうやって「私らしさ」なんてものを規定しようとしてくるけど、果たしてそれは、本当に「自分らしく」いられるのだろうか。 「っぽい」って言われること、ないですか。 例えば、服屋で見つけた服を見て、 「これ、○○っぽいね、○○着てそう」 とか、あるじゃないですか。 他人から見た自分。 それを指摘されると、気にしちゃうじゃないですか。自分はこういう格好をしてるっぽい人間なんだ、とか、自分はこういうことをするっぽい人間なんだ、と

        • なんでもないや を聴きながら、泣く。何の涙かわからない。でも、それでいい。奥深くにいる私が、少しだけ顔を出したから。

          拠り所の話

          気づいたら3月も折り返しそうになっていた。 春休みもあと数週間で終わり。今年の春休みは何ができたかなあ、なんて少し振り返って、結局ダンスしかしてないことに気づく。 ダンスばかりの日々は、楽しい。 けど、それと同時に少し空虚な気持ちになることもある。 ダンスで出会った仲間はもちろん、大事で、かけがえのない、大切な仲間たちだ。でも、自分が感じる葛藤を、思っているままに伝えられる訳では無い。 多分、みんなそうなんだろう。色々なところに拠り所を作って、それぞれで話せる話題を選

          拠り所の話

          誰かに何かを伝えるって難しいけど、伝えなくちゃ。ずっともやもやしたまんまで、いる訳にはいかない。

          誰かに何かを伝えるって難しいけど、伝えなくちゃ。ずっともやもやしたまんまで、いる訳にはいかない。

          ハッピー人間とは程遠い話

          今年も、ハッピーで楽しい一年になりますように! そうインスタの今年の投稿には書いた。 プロフィールには、カラフルでワクワクな毎日を!なんて書いてある。 資本主義は労働者と資本家って構造にしかならない。 これは父に言われた言葉。 特定技能ナントカで、外国人を安く雇って労働力にしようとする社会を目の当たりにしている。その人たちはただ必死に生きているだけなのに、と私は少し悲しくなった。 世界中のみんなが幸せになればいいのにな。 ずっと、もう本当にずっと思っていることだ。

          ハッピー人間とは程遠い話

          冬の風が頬を掠めた話

          冬の風が頬を掠めた。 何を思い出したのだろう。 その冷たい風が、私の頬を掠めた時、走馬灯のような、忘れているようなことが、でも覚えているようなことが、脳裏も一緒に掠めて行った気がした。 死んだじいちゃんのこと? 葬式にはたくさんの人が涙を流しながらやってきて、突然の別れを惜しんだ。実の娘であるはずの母は、実感がないと言い、泣かなかった。叔母は泣いていた。 私もなぜか涙が出なかった。だけど、夜中、突然じいちゃんに、頑張って生きるね、と静かに心の中で言った時、感謝と、後悔と、

          冬の風が頬を掠めた話

          変わっていく話

          夕暮れ時。 赤い空は徐々に青く染まり、紺に近くなり そんな変わりゆく空が綺麗で、吸い込まれるように写真を撮った。 でもその綺麗さは、写真には写らない。 私はひとつの所に留まり続けるのが苦手なのかもしれない。 多くの人は居心地のいい場所を探して、見つかるとそこを「居場所」にする。 例えば、仲がいいグループが出来たとしよう。 きっといつだってそのグループの1人でいることを望むだろう。実際にずっと一緒ではなくても、心はつながり続ける。 でも私は、ある程度仲良くなると、1

          変わっていく話

          21年と0日目

          日付を回った頃、母親に何気なく「お誕生日おめでとう」と言われた。 母の誕生日におめでとうと言えなかったことを後悔した。母が家を空けていたとはいえ、一言言えばよかった。 色んな人と関わる中で、人付き合いが苦手なことに気づいた。色んな人の正解を探して、自分の一挙手一投足を疑ってしまう。1人か、もう気心知れた人としか居たくないと思った。 自分が静かに生きたいことに気づいた。誰かからの注目を集めるような、いじられるような、そんなことは望んでいない。強いて言うなら、自分が武器にした

          21年と0日目

          21歳になりまして。

          21歳になりました。 祝ってくれた方々ありがとうございます。 去年、20歳にもnote.を書きました。改めて読み返すと、半分くらいは達成出来たかなあ。 20歳も沢山の出会いがありました。ナンバーにも沢山出たし、深夜イベントも沢山出たし、チーム(?)も組んだ。色んなところで、色んな人と関わった1年でした。沢山の人にお世話になりました。 改めて、20歳の私に出会い、関わってくれた皆様に感謝を。ありがとうございます。 ここからはちょっと独り言。 1年間、色んな人と関わった

          21歳になりまして。

          逃げる話

          逃げたい、と言葉にする人はいても、どれくらいの人が本当に逃げることを選択することができるのだろう。 「逃げる」とは、その状況や場所を離れること。たったそれだけなのに、なぜこれがこんなにも難しいのだろう。 逃げたくなった。 今自分が置かれている状況から。 今自分が関わっている人間関係から。 今自分が感じて考えていることから。 でも逃げることは寂しくもあった。 嫌なことはスパッとやめられるけど、逃げたいことはだいたい大好きで。大好きが故に考えすぎてしまって、自分で自分を追

          考えすぎてしまう話

          先週の今頃、キャパった。 完全に私の予定の組み方ミス。久々に大パニック大混乱で。なかなか自分の醜さと、未熟さを思い知らされた。 で、キャパると何が良くないって、よくない方向に考え込んでしまうこと。 あの人、本当はあんま好きじゃないのかも、とか、今の言い方、よくなかったかも、とか。 その度に、考えすぎって言われて、考えすぎていることに気づく。 考えすぎるって、どうやって直すんだろうと考えすぎていた時もありました(本末転倒) そんなこんなで今回も今回とて考えすぎてしまい、

          考えすぎてしまう話

          諸行無常の話

          自分の人生について考える上で、外せない感覚がある。 諸行無常、という感覚。 改めて、これを書き残す上で軽く意味を調べ直した。仏教用語で全てのものは変わり、消えていくという意味だそうだ。 私の捉える諸行無常は、全ては変わり続ける、常に同じものなど一つもない、という感覚。それは、場所についても、人についても、物についても、自分の感情についても。 例えば、今関わってくれている人たちも、環境が変われば、遠い存在、記憶の中の存在になるだろう。そして、ふとした時に思い出すだけになる

          諸行無常の話

          今年も母の日が過ぎ去った

          母の日(ははのひ)は、日頃の母の苦労をねぎらい、母への感謝を表す日。(Wikipediaより抜粋) 少なくない数の人が、日頃の母の苦労を労い、感謝を示す日が今年も来たらしい。 自分が中学生・高校生の時はまだよかった。反抗期っていう建前があったし、お金もなかった。何より、インスタのストーリーにMother's Day❤︎なんて書いて載せる文化がまだギリギリなかった。 ていうか、この文化に関しては純粋に疑問。母に感謝することを他人に晒して何になるの?イイコチャンアピール?なん

          今年も母の日が過ぎ去った

          音楽ってすごい話

          春の風を感じながら歩く日、イヤホンを外して歩くのが気持ちいい時もあれば、 イヤホンをして、自分の歩く風景にBGMをつけてみるのが心地いい時もある。 おんなじ夕日も、明るい曲を聞けば希望に見えるし、しっとりとした、落ち着いた曲を聞けば自分を労る時間に変わる。 時々、だいたい1週間に一回くらい、ものすごい失恋をしたくなる時がある。 そう言うと大体の友達には「は?」と言われるのだが、とにかく失恋したくなる時があるんだから仕方ない。 そういう時は、自分で作った失恋用プレイリストを

          音楽ってすごい話