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自分のパーパス(使命)の見つけ方。

マーケティングでは、ブランドが備え持っている要素を元に、そのブランドが伝えるべきメッセージや進むべき道を決めていきます。

例えば、そのブランドの土台となるような、創立時の話や、そのブランドのDNAとも言える考え方や価値観、またはそのブランドが出来ることなど。こういった様々な要素を見つめた上で、ブランドのことを理解していきます。そうして見つかったブランドのパーパスは、ブランドのメッセージや行動を決めるための指針となるのです。

ブランドのパーパスを見つけたときのように、私たちも自分の人生のパーパスを見つけると、それが進むべき道を指し示してくれる北極星になります。

前回の記事で、マーサ・ベックさん著書の「Finding Your Own North Star」を紹介しました。

前回の記事↓

まさに私たちの北極星を見つける方法を教えてくれる本ですが、マーサさんは、こういう話を本書の中で言っています。

私たちは小さなボートのようなもので、どこに向かうべきか時には迷いながら進んでいるのだけれど、本当は目の前に自分の母船があって、その母船が進んでいる方向こそが、私たちの小さなボートも向かうべき方向なのだと。その母船の方向が分からないと、自分のパーパスとは全く違う方向に行ってしまって、荒波に揉まれたり、まるで迷子になったかのようになるのだと。

では、どうやって北極星や母船の方向を見つけられるのでしょうか?

自分のコンパスを磨く

私はこの数年、自分のパーパスについて考えてきました。今は、これだ、と思えるものが見えてきていますが、最初にやってみて良かったのが、本当の自分の気持ちを察知する感覚を養うことです。

自分の気持ちって、周りの影響や一般論など社会的な感覚と混ざってしまっていることがあるのではないでしょうか。私は結構そうなっていました。そういう一般的な感覚も、生きていく上では大切なのですが、自分のパーパスを見つけるには、邪魔にもなります。なぜかというと、自分の気持ちと周りの影響の違いが分からなくなってしまっているからです。なので、最初はその分類ができるようになることが重要になってきます。

それが分かるようになると、ひとつひとつの出来事において、本当の自分はどういう気持ちになったのかが、分かるようになります。

自分の気持ちというのは、パーパスに向かう上で重要な、コンパスになってくれます。

どんな場面でも、自分の気持ちに耳を傾けて、方向を微調整しながら生きていくことができるようになるのです。

そしてそれはパーパスの方向に、自然と一致している行動を取れていることになります。

最近琴線にふれたことは?

最近、涙腺がゆるむぐらい嬉しい喜びを感じる出来事が何回かありました。その瞬間に、疲れも吹き飛んで、むしろ活力が湧いてきているのを感じました。

コンパスが強く反応している時だったのだと思いますが、その数回の出来事のおかげで自分のパーパスへの理解がより鮮明になったような気がしています。

コンパスが強く反応する方向が分かれば、パーパスを見つけるヒントになるでしょう。

その他にも、自分のことをきちんと知ることで、パーパスが見えてくると思います。

でも、まずは自分のコンパスを磨くことが大切なので、今日はここまでにしようと思います。

《ちょっとでも心に触れたら…》
だれかの発見につながっていたり、考えを共有できたら、とても嬉しいです。心に触れることがあれば、ぜひフォローやスキをお願いします。もし何かヒントになったことがありましたら、ぜひコメントで教えてください。

次回の投稿は8月18日(日)の夜7時です。

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