優しいと言われると全力で否定したくなる理由

年齢を重ねるごとに体力がなくなり
最近は常に省エネモードで

気の進まないことは極力せず
ストレスを全力で回避します

そのせいか、今の私は人生でいちばん穏やかだし
周りも優しい人ばかりでとても幸せです

でも、私は人から「優しい」と言われると
未だに全力で否定したくなります

毎日イライラしていた以前の私は
自分で自分を苦しめていることにも気づかず
必死で戦っていました

その頃のストレスが100だとしたら
今は1くらいかも、と感じるほど
全くの別世界で生きています

いちばん変わったのは物事の捉え方で
例えば、挨拶をした相手の返事がなかった時
以前の私はその度に腹を立てていたけど

もしかしたら聞こえなっただけかも、と思えば
余計なストレスを感じなくて済むと
今更ながら、ようやく気づいたのです

ただ、この2～3日で立て続けに
普段は隠している黒い部分が顔を出してしまい
やっぱりまだまだだと反省しました

これも親の影響をまだ引きずっているからだけど
私は人一倍、人によって態度を変える人や
口先だけの人に対する嫌悪感が強い気がします

もちろん最初は、たまたまかな、とか
私が考えすぎかな、と思うようにはするけど
それが何度も続くと許せなくなってしまうのです

今、そういう人がいない世界で生きているので
たまに遭遇すると、忘れかけていた黒い部分が
ふつふつと湧き上がってきてしまいます

私は以前、心療内科の先生に
「（私には）許せないことが多い」と言われ

それまで全く意識していなかったけど
実は口にしないだけで、心の中は真っ黒だと
気づいてしまいました

だから、本当の私は優しくないんです

そして、本当の私を知られたら嫌われるからと
人と深く付き合うことを避けるために
八方美人として生きてきたのだと気づきました

ここ2～3日で、自分の中の黒い部分を再確認し
優しいと言われると全力で否定したくなる理由を
改めて考えてみました

自分の未熟さを思い知り、恥ずかしくなるけど
これからも自分と向き合っていきます

こんな私を「優しい」と言ってくださるみなさん
受け入れられず、すみません…
そして、いつもありがとうございます

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最後まで読んでくださってありがとうございます

どうか、みなさんが少しでも心穏やかな時間を
過ごすことができますように

Avoir

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