![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44357046/rectangle_large_type_2_9c84664568386286fbab1440584d8bbb.png?width=1200)
都会で村をつくる。|Uvillage Bar & GUESTHOUSE Part.1
『Uvillage(ユーヴィレッジ)というBar & ゲストハウスが大阪の中崎町にある。
店内には様々な嗜好を凝らした装飾や座席などがたくさんあり、見るだけでも楽しめるが、それ以上に"おもしろい取り組み"が多い。
彼らが事業で表現することは何か?今日はそこに迫っていきたい。
Uvillageとは?
Uvillageは24歳の青年3人が運営するBar & ゲストハウスの複合施設だ。
頭文字の「U」はUrban(都会)を意味し、Urban Village、つまり「都会村」を指しており、彼らにとってバーやゲストハウスは入り口に過ぎず、「都会で村づくりをすること」こそが最大の狙いだ。
では、どんな村をつくるのか?それをカタチにするためのヒントが「社会課題」だと店主のルーキーは私たちに語ってくれた。
彼はUvillageを立ち上げる前、"おもしろいヒトやコトとはなにか?"を考えたときに真っ先に思い浮かんだのが起業家だった。
新しい概念をつくることで社会の概念を変えていく。それはiphoneが11から12になるような限定的な変化ではなく、社会全体の時間・お金の捉え方、そして行動が劇的に変わるダイナミックさがあり、そこに彼は圧倒的なおもしろさを感じた。
そして、いまそのダイナミックな変化を起こせるものは何だろうと考えたときに、iphoneのように豊かなひとをより豊かにするモノやサービスではなく、明確に困っている人がいたり、社会的な課題がより明確なものを解決することをしたいと出てきたのが様々な社会課題だった。
"interestから生まれたもので社会にイタズラをする"
その表現をUvillageに詰めて込んでいるとともに、社会課題を解決するコミュニティ(=村)をつくることが成し遂げたいことだ。
昨年4月からそれまで有料だったゲストハウスを全面無料にし、その代わりにモノやお手伝いというカタチでコミュニティに関わってもらう密度を高め、距離感を縮めた。
そんな彼ら3人が一人一人、仕掛ける社会課題を解決するための事業を紹介しよう。
サウナ × 予防医療|ルーキー(森 悠汰)
ルーキーの奥さんはエステサロンを営む経営者であり、彼女の影響もあって予防医療の難しさを痛感していた。
人間は自律して健康管理をできない。
健康管理のためには正しい知識がなければならない。が、それは決して難しいものではなく、中には小学校でも習うようなものも多く、簡単な運動や水分補給だけでも結構、変わる。
しかし、多くの人にとって普段の生活の中ではそうした"健康"を考える機会が少ない。
その少ない機会の中で、健康を考える場所ってどこだろう?と考えたときに銭湯が真っ先に思い浮かんだ。
銭湯は効能や入浴方法、サウナやマッサージなどがあり、自然と皆が自分の身体のことを意識する場であるが、銭湯を丸々買い取る or つくることは難しい。
そんな中で、"まずはサウナからつくろう"と彼は動き出す。
地方のサウナを30箇所ほど回ったり、本場であるフィンランドにも足を運び、薪サウナにたどり着く。
サウナを入り口に、そして娯楽として提供することから、カウンセリングやエステや鍼灸なども含む施術に発展させていくことで"つい、健康のことを考えてしまう空間"をつくることを決意した。
年内の実施を目論み、準備を進めている彼の動向にも今後も迫っていきたい。
『都会で村をつくる。|Uvillage Bar & GUESTHOUSE Part.2』に続く(記事が公開され次第、リンクが表示されます)
このメディアは読み手のみなさんからの支援金にて運営を行なっております。ぜひ、ご支援のほどよろしくお願いします!