持続可能性と親和性の高いコト消費の時代
日経電子版の記事【指輪に人工石…消費で社会貢献 「ハレの日」にも 「買う責任」を意識】は、改めて、私達が持続可能な社会の実現に向けて出来るコトは何なのか考えさせてくれます。
集中豪雨や熱波などの異常気象、目に余る海洋プラスチックごみ問題……人間の営みが自然環境などに及ぼす影響の大きさが、いよいよ目に見えて明らかになりつつある今、人間社会の営みを持続可能性のあるものに適合させる必要が、私達消費者に意識され、即座の行動が自覚されるようになってきている事は間違いないでしょう。
記事から、そんな行動、『持続可能性活動』のいくつかを拾ってみると――
▶私達にできる『持続可能性活動』の例
① 賞味期限切れなど飲食可能なのに捨てられる食品ロスへの対応。
② 小売店で買物する際、賞味期限の近い商品から率先して買う。
③ 売れ残った在庫を買い取り、Renameのタグに替えて、元の定価
から3~8割引きで販売するFINEの取り組み。そのような商品を進んで
購入する。
④ 人工石の結婚指輪。
⑤ 小売店のレジ袋有料化。
⑥ ストローの紙製化。 など
モノそのものよりも、そこから得られる体験に価値を認める『コト消費』の時代は、大量生産・大量消費時代から続く『モノ消費』の消費スタイルとは異なり、『持続可能性』への貢献という体験価値をごく自然に吸収していける絶好の機会である、と考えられます。
『持続可能性』と『コト消費』の親和性は極めて高く、企業の側も、私達消費者も、これを梃子にして『持続可能性活動』を進めていく事が、当然の責任でもあり、社会貢献という喜びでもある時代が来ているのだと思います。
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