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「ふたりの夫婦(仮)」出版プロジェクト

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産後の夫婦関係改善のための出版プロジェクト。夫婦ふたりが幸せになれる方法を記事で公開し、最後に一冊の本として出版します。
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#夫婦関係学

男性向け夫婦関係改善本、目次を更新。

男性向け夫婦関係改善本、目次を更新。

男性向けの夫婦関係改善本の目次を更新したので進捗報告です。アタッチメントとコンパッションの回を厚めにしています。

ポッドキャスト「アツの夫婦関係学ラジオ」の更新も、基本的にはこの目次に沿って進めていきます。そちらも合わせて聴いていただけると嬉しいです。

下の目次の下線が引いてあるものはリンク先の記事に飛べるようになっています。最初から読むと理解しやすいけど、大変な場合は気になるタイトルからぜひ

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あなたが始めるんだ。さあ、二人の親密性というグラウンドに足を踏み入れよう。

あなたが始めるんだ。さあ、二人の親密性というグラウンドに足を踏み入れよう。

「妻が婚外恋愛を許可して欲しいと言うんです」

「もう触れられたくないと言うんです」

「会話をする気にもなれないと言うんです」

そんな男性たちの話をいくつも聞いた。

彼らに共通していることは、妻が抱く夫への恨みがとてつもなく激しく、その恨みに圧倒され、受け止めることができないこと。

それは時速186kmで飛んでくる大リーグ投手のボールのよう。一瞬でボールはミットに収まり、何が起こったか理解

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なぜ、夫婦は「性の話」を傷つくことなくできないのか?

なぜ、夫婦は「性の話」を傷つくことなくできないのか?

ぼくらが性に関する話をできるようになったのは、3人目が生まれてからだった。

本当はどうして欲しいのか、どうして欲しくないのか。

したい時としたくない時とは?

こういった話には羞恥心がつきまとう。

自分の願望を伝える恥ずかしさ。

相手に受け入れられないのではという恐怖心。

そして、望まぬ行動を伝える際には、相手を傷つけるのではという罪悪感もつきまとう。

逃げ出したくなるような羞恥心と、

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産後の妻を「孤立」へと追い立てるのは、ぼくら夫なのかもしれない。

産後の妻を「孤立」へと追い立てるのは、ぼくら夫なのかもしれない。

「わたしと子どもたちだけが、世界から取り残されたような気がしたの」

子どもが2歳になったころ、沖縄への社員旅行に出かけたぼくはあまりの楽しさに妻への連絡を怠り、妻からインスタグラムをブロックされました。

出張中に妻のインスタグラムで子どもたちの様子を見ることが、ぼくの楽しみであることを妻が知っていたからです。

慌てて電話をかけ、平謝りすると、妻は意外なことを言ったんです。

「わたしが何を感

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”自己分化度”から考える、夫婦がお互いに歩み寄れない理由と解決方法

”自己分化度”から考える、夫婦がお互いに歩み寄れない理由と解決方法

出会ったばかりの頃に素敵だなと思っていた相手の魅力が、時間が経つにつれて嫌いになっていくことってありますよね。

いつも冷静で的確なアドバイスをくれるところがよかったのに、今ではこちらの気持ちを受け止めてくれず、一方的な話ばかりしてくる。

嬉しいとか楽しいとか感情を素直に表現するのが素敵だったのに、今ではすぐに怒るようになって近寄りがたくなっている。

そんなことってありますよね。

ぼくも妻か

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妻が抱える”見えない時限爆弾”

妻が抱える”見えない時限爆弾”

「妻が見えない時限爆弾を抱えている」

妻との関係を改善したいと願う男性たちのお話を聞き続けて2年が経ちますが、多くの人にある共通点があることに最近気がつきました。

それは、どの方も妻が”見えない時限爆弾”を抱えているということです。

人によってはすでに爆発したあとであったり、爆発寸前であったり、もしくは爆発するのは数年先ではあるけど、爆弾の存在になにかのきっかけで気がついたり。

状況はさま

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