夜半あとらむ

ほぼ毎日更新を目標に日記を書くことにしたものの書くことを忘れるなどしています。

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最近の記事

言葉を尽くす、ということ(24/7/16)

目が見えなくなったら?声が出せなくなったら?味が、匂いがわからなくなったら?何も聞こえなくなったら?僕はどうすればいい。どうやって大切な人の言葉を受け取る?どうやって気持ちを伝える? 言葉というものは、なんというか頼りない。形がない。人との関係もそう。形がない。形がないものを大切に大切に抱きしめて、信じて、尽くして生きようとしている。不器用だな、みっともないな、と思うことはあるけれど。価値なんていう恣意的でぼんやりしたもので順位を決めるなら、それがいちばんにやってくる。だから

    • ひとつの可能性について(24/7/11)

      生きて、やがて、死ぬ。 それまでの間をどう過ごすのか問い続けては、できることが増えて、できなくなることが増える。できているうちは「生きて」いて、ひとつふたつ、できなくなることが増える度に、この命は終わりに近づいていくのだと、そんな気がする。 文字を書く訓練を始めた。 スマホやキーボードをぱちぱちやっていると手書きの時に漢字が出てこなくなる、とかそういう意味ではなく、本当に、単純に、細かく手指を動かすという目的でやっている。 なんの因果か、僕の命はよほど死神(神様というものが

      • 身体に悪いものはおいしい、そして人生観的ななにか(24/6/28)

        なんと単純でわかりやすい言葉だろうか。僕の見解では、"ただし、"と枕詞を置いた上で、誤解を招きそうなこの表現についての大切なことは"それは毒ではない(考え方による)"ということ、そして、もっともっと大切なことは"毒は量(という考え方)"ということだ。要は、糖分は活動する上で必要だけど摂りすぎは身体に悪いよ、みたいなことで。身体に悪くなるラインを超えなきゃいいわけで、それが1kg食っても大丈夫なのか、1g食ったら死ぬのか、みたいな。故に毒は量であり、うっかり摂りすぎて死んじゃう

        • すっかりサボっていた日記(24/6/27)

          今月は忙しかった。 資格の講習のためにシフトをごちゃごちゃにし、休みをたった2日しかとっていなかったのだ。 で、その休みに何をしていたかというと、僕が世界でいちばん、ぶっちぎりのいちばんに大好きな小宵さん、そして貝と蜃気楼のライブ"劇的なるものら"のために東京まで行っていた。あの夜の感動といったら、どう言葉にすればよいのか。大好きな人の音楽、友だちとの再会、新たな出会い、知らなかった素敵な音楽。ライブ直前までは「これが終わったら死んだっていい、最期の思い出ならそれは至上だ」と

        言葉を尽くす、ということ(24/7/16)

          ファンアート小説のあとがき

          この2週間、椎名かいねさんの作品『ひとつなぐものら』のファンアート小説をちまちま書いては小出しにするやつをしてきた。 ↓全話ここから読めるよ。 1万と数千字になる文章で、こんな大作を書いたのも、こんな長期間に渡ってひとつの作品を書いたのも初めてだ。もっと書けることあったなと思いつつ、ひとまず完走できたことで肩の荷が降りたというか、そんな気持ちになっている。 せっかくのあとがきなので、考察っぽいことを出して行こうと思う。 先に、ちょっと語りにくい部分として「そんなに死にたい

          ファンアート小説のあとがき

          「ひとつなぐものら」プレイ前の想い(24/5/6)

          M3で椎名かいねさんが送りだした『ひとつなぐものら』という作品。楽曲にフリーゲーム、それもフルボイス、パッケージはPS2そのもの、みたいな、明らかに価格破壊がおきている。フルプライスの恋愛ゲームで豪華版に楽曲が付くみたいな感じで合ってると思う。パッケージの細部までこだわりを感じ、「ひとつなぐものらパッケージ裏確認部」なるタグまでうまれた。ここまでやってる気がする、というより、もうここまでやってたら心配になるという気持ち。むしろ無いことに安心したまである。が、かいねさんがファン

          「ひとつなぐものら」プレイ前の想い(24/5/6)

          M3行った(24/4/30)

          M3。2年前の秋に初めて行って、今度は3回目だ。 大好きで、大切で、心の拠り所な、推しの作品にこの手で触れられる日。明日を生きるために必要だった頃から変わっちゃいない。持ち帰った後で、指先でそっと、その題目に、創ったその人の名前に触れる。大好きなんだ、あなたがこの世界に送り出してくれた言葉が。僕があなたの世界に触れて、そこが僕の世界になるまで、もう少し。ここまでにどれだけ頑張ってくれたんだろう。その長い長い時間の中で、僕や同胞の存在が、僅かでも支えになれただろうか。 あなた

          M3行った(24/4/30)

          よい言葉を手に入れた、気がする(24/4/24)

          仕事の都合上、技術的というか専門用語として外国語を使うことが増えてきた。とは言っても自分からアウトプットするのではなく、資料を読む上で欠かせないというだけだ。文字を読むことができるだけ。いちばん目にする機会があるのはポルトガル語だ。読んでなんとなく意味が分かる程度で、はっきりわかるのは前後左右上下くらい。書けないし発音もできないけど、文字の流れが美しいなと思う。その時に気になった単語を翻訳にかけて、そこからいろいろな表現を次々に追っていくと、その言葉がどう使い分けられてるとか

          よい言葉を手に入れた、気がする(24/4/24)

          いつか憧れた自分(24/4/13)

          整備士国家試験の合格通知が届いた。 今後、半年くらいかけて技能講習を受けて、それから資格が貰える。とはいえ、講習は試験のために用意されているような部分もあるので、先に試験を受けてしまえばほとんど資格を貰えたようなものだ。 これで、晴れて"整備士"となれるわけだ。 僕が取った資格は、車にもバイクにも適用されるので、さーて転職するかと思った時に車屋さんに行くこともできる。なんもわからんけど。 と、そこまで考えてふと思い出した。幼稚園とか保育園とか、そういう歳の頃の話。 「将来の夢

          いつか憧れた自分(24/4/13)

          最近作ったごはん(24/4/11)

          特に語ることはなく、ただただ飯テロ画像を流すだけの回。

          最近作ったごはん(24/4/11)

          親になることを考える(24/4/9)

          子どもがほしい。ほしくない。 答えがいつまでも出ない問い。 育てるのが大変とか、自分の遺伝子がとか、幼少期の自分の心の痛みとか、そういうことを考えると自分のためにも子どものためにも、子どもはほしくない気持ちが大きい。子作りのためにあれこれ頑張ってようやく授かった子どもが思い通りにいかなくて、親のエゴをぶつける、ようなことはしたくないんだ。そうなるのが怖い。 そういうのを抜きにして、ほしいかほしくないかって言われると、ほしい。 子どもに遊んでもらったり、自分がバイク屋さんだから

          親になることを考える(24/4/9)

          昨日の夢の話(24/3/29)

          おもしろすぎる夢を見たので、なんとか文字に起こしてみた。 『マッチョだらけの赤ずきんさん』 赤ずきんさん「新作のプロテイン(リンゴ味)が手に入ったわ。どうやら地域限定みたいね。おばあちゃんにも届けてあげましょう」 赤ずきんさん「うーん、配達だと時間がかかっちゃうわね。丁度いいわ、今日のメニュー変更してランニングで行きましょう。トレーニング後のプロテインは極上のデザートよ」 おばあちゃんハウスにて。 赤ずきん「お前、私のおばあちゃんをどこへやった?」 おおかみ「貴様

          昨日の夢の話(24/3/29)

          国家試験受けてきた(24/3/25)

          昨日は国試だった。今年の目標、ひとつ達成に近付いたというところ。 今年の試験内容はここ数年にない難易度だった。令和元年度から内容がかなり変わり、難易度という点で言えばとても優しくなっていた。しかし、今回の試験内容は問題の出し方、選択肢がそれ以前に酷似した内容で戸惑うことになった。 とはいえ、なんの対策もしていなかったわけではなく、一緒に受けた同僚(といっても歳は同じでも10年ほど先輩なのだが……)と答え合わせしてほぼほぼ合格ラインを越えたのが確定なので、おそらく国試合格!!と

          国家試験受けてきた(24/3/25)

          (24/3/15)

          後悔先に立たず、とはよく言ったものだ。だが、あれこれ考えるのをやめられはしない。 祈りながら待つだけというのがどうにも苦手なんだ。立ち止まり、停滞している間に置いていかれている経験を、痛みを知っている。変えられるものならどこへでも行こう。差し出せるものならこの命だって構わないよ。それだけのことができるつもりでいるのに、何もできないままなんて。頼りない友ですまない。 自分が傷つくのは耐えられるのに、大好きな人が少しでも落ち込むと夜も眠れないのはなんでだろうね。それがもし、い

          傷痕だらけの手(24/3/3)

          僕は二輪業界の人間だ。毎日毎日、ネジを緩めて締めて、パズル解くように分解しては組み立て、1日に2度はエンジンを降ろし、作業着はいくら綺麗にしても、その日のうちに真っ黒になっている。 傷痕が増えるばかりの手。ガソリン染み、歪んだ爪、治りかけては新しい切り傷と擦り傷ができて、オイルの匂いが着いた、痛々しい手。 この仕事を始める前は、そんな手に憧れていた。プロというか、職人というか、まさに技術者という感じ。 でも、僕はこの手を、誇りに思えないでいる。不注意で負った怪我も、努力の末

          傷痕だらけの手(24/3/3)

          未来ってなんだろうね?(24/2/28)

          時間を3つに分けると、過去と現在と未来がある。シンプル。それ以外の時間ってあるんだろうか。並行して進む世界線の話とか?なんでもアリになってしまうとキリがない気がする。難しいのでパス。 未来ってなんだろう。子どもの頃は、無限の可能性があるよ、みたいなことを大人たちが言っていた。たくさんの分岐を選ぶことができるから、そう言っていたのかな。その分岐の先は決まっている。未来は定まっていない訳じゃなくて、予め決まっているエンディングのどれかを選んで迎えに行っているようなものだろうか。そ

          未来ってなんだろうね?(24/2/28)