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M&A|英文LOIの書き方

以前は日本語でのLOI(意向表明書)の書き方を記載したが、今回は英文でどのようにドラフトしていくのかを記載していきたい。オークションプロセスであればプロセスレターに従った形でLOIを作成するが文章全体をどのように作成すればいいか迷う人もいると思う。

今回は英文のサンプルも付けているので理解のサポートになれば幸いである。


序文

序文をどのように書けばいいかは悩むところである。投資銀行等のアドバイザーを雇えば英文の意向表明書のドラフトはしてくれるが、手数料等もかかるのでできれば自社内でドラフトしてアドバイザーに簡単にレビューさせるというのが良いであろう。

M&Aに慣れている会社であれば過去に作成した英文のLOIを活用すればいいが、もしもそうでなければある程度のフォーマット/型に沿って書く方が望ましい。

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