モーリー

20代はベンチャーで新規事業、30代はコンサル、事業責任者、採用・人材開発、そして経営…

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20代はベンチャーで新規事業、30代はコンサル、事業責任者、採用・人材開発、そして経営企画。今、40代となり改めて思うことをつらつらと。

記事一覧

「欲しい」とは

最近細かい表現だが、「欲しい」という言葉に引っかかっている。 売上が欲しい、利益が欲しい、実績が欲しい、儲かるビジネスが欲しい、優秀な人材が欲しい。 業績も実績…

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4年前
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アドベントカレンダーチャレンジ

ネタがそんなに続かなかった… 毎日たくさん書いてる人はすごいね。 よい勉強にはなりました、強制的にアウトプットしたのはよかったかな。 #アドベントカレンダー

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4年前

噛み合うこととマネジメント

例えばビジネス、テクノロジー、デザインを考えた時、テクノロジーだけ先行してもニーズがなければ何も生まれないし、ビジネスで妄想だけしてても何も生まれない。 前後の…

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4年前
2

戦略と戦術

戦略は捨てること、やらない事を決める事という言い方がある。これに対し戦術はうまくやること。 戦略は現在地から目的地までの行き方という言い方もあり、その経路をうま…

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4年前
1

チャレンジかどうか

社内外問わず、新たな職に就く時にチャレンジかどうかという視点がある。 ・会社にとってチャレンジかどうか ・個人にとってチャレンジかどうか 二つの軸があるので、なん…

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4年前

具体から考える

仕組みや営業パイプラインなど、抽象化されていたり集計されていたりする部分の問題を考えることがある。 こういった話はそのまま問題を解こうとすると表面的な指摘にとど…

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4年前

グループワークの第一声

ワークショップなどのグループワークにおいて、最初に「こういう感じで進めましょう」と言うのが苦手、という話を最近聞いた。 この方はワーク中に俯瞰する力はあるので、…

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4年前

交流を起こすには

複数の組織の交流というのはよくあり、最近では新卒研修を複数社でやる話も散見される。 その場で楽しくワークしても、そのあと継続的に交流するかどうかはなかなか難しい…

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4年前

事業を文脈と捉える話

新規事業やM&Aの検討に関わっていると、ある意味で事業が無味乾燥なものに見えてくることがある。 連結業績のため、新たなビジネスモデル獲得のため、既存事業の規模拡大…

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4年前
3

俯瞰から戻れない話

上司から指示があったらそれはなぜ必要か聞く、問いがあったらなぜかを考えて問いを捉え直す、一段上の視座で考える、など俯瞰する思考はよくある。 最近の研修であったの…

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4年前
2

プロセスはやっぱり大事

面接で結果をアピールされた場合、こちらとしては再現性を確認すべくアプローチや関わり度合いを聞くことが多い。 なぜ成功(失敗)したのか、はプロセスや判断に関わるマ…

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4年前
7

研修後記

新卒20人くらい向けの研修を実施、一時間だったがいろいろ感じるところがあった。 途中ミニワークをしたり、テーブルごとの議論中に一緒に入ったりしたので、意見を直接聞…

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4年前
3

創職の話

先日SFCのオープンイベントで、井庭研のブースが面白かった。クリエイティブ・ラーニングの講演を聞きに行ったのだが、ブースでパターン・ラーニングの展示が。 その中の…

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4年前
5

プロセスこそ見習いたい

受注した、デザインした、資料作った、制度作った、いろいろアウトプットはある。そして外の人はそれを見て、すごい!ああなりたい!と考える。 しかし本当に見るべきはそ…

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4年前
3

具体的に見せられるか

ビジネスの話では、パッと聞いて具体的なものがイメージできないものがよくある。 グランドデザイン、全体設計、顧客戦略、コミュニケーション設計、ロードマップなどなど…

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4年前
5

どう伝えるか

最近研修の依頼があり資料作りをしている中でどう伝えるかを少し深掘りすることにした。 今までは、何を伝えるかは比較的早くメモできていて、それを語るように資料化する…

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4年前
4

「欲しい」とは

最近細かい表現だが、「欲しい」という言葉に引っかかっている。

売上が欲しい、利益が欲しい、実績が欲しい、儲かるビジネスが欲しい、優秀な人材が欲しい。

業績も実績もビジネスも自分で作るものだし、人材は育てるもの。

投資家目線なら分からなくもないが、事業を担当する人としてはなんでも欲しがる子供っぽい感じがする。
#ビジネス #経営 #事業

アドベントカレンダーチャレンジ

ネタがそんなに続かなかった…
毎日たくさん書いてる人はすごいね。

よい勉強にはなりました、強制的にアウトプットしたのはよかったかな。
#アドベントカレンダー

噛み合うこととマネジメント

例えばビジネス、テクノロジー、デザインを考えた時、テクノロジーだけ先行してもニーズがなければ何も生まれないし、ビジネスで妄想だけしてても何も生まれない。

前後の工程からボトルネックを考える方法がある。前工程が激的に速くても、後工程がついてこれなければ全体としては速くならない。

そんなわけで、部分最適から始めるとなかなか全体に貢献できない。そこで、全体を統括するマネジメントがそのオーガナイズをす

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戦略と戦術

戦略は捨てること、やらない事を決める事という言い方がある。これに対し戦術はうまくやること。

戦略は現在地から目的地までの行き方という言い方もあり、その経路をうまく進むやり方が戦術。

ただ目的地を決める事を戦略と呼ぶこともあり、目的地をビジョンと呼ぶ人もいる。

言葉の定義がごちゃごちゃすると、それっぽいことを議論するもののなんだかわからない結論になったりする。

難しい言葉を使わずに説明できる

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チャレンジかどうか

社内外問わず、新たな職に就く時にチャレンジかどうかという視点がある。

・会社にとってチャレンジかどうか
・個人にとってチャレンジかどうか
二つの軸があるので、なんとなくマトリクスになる気がする。

1.両者にとってチャレンジ
答えがない、達成すれば会社が成長する、個人も試行錯誤。ビジョンベースで困難に取り組むようなケースか。

2.会社だけチャレンジ
その道の専門家を招聘するようなケースか。成功

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具体から考える

仕組みや営業パイプラインなど、抽象化されていたり集計されていたりする部分の問題を考えることがある。

こういった話はそのまま問題を解こうとすると表面的な指摘にとどまってしまい、何も言ってないような答えになることが多い。

イマイチ解決に向かわない場合に個人的によくやってるのが、とにかく具体化すること。仕組みならプロセスに分解し、作業レベルまで落としてみる。営業パイプラインなら、具体的な案件の進捗や

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グループワークの第一声

ワークショップなどのグループワークにおいて、最初に「こういう感じで進めましょう」と言うのが苦手、という話を最近聞いた。

この方はワーク中に俯瞰する力はあるので、軌道修正を申し出ることはできるらしい。

グループワークはいろんなタイプの人がいるので、最初にリードできなかったからといって必ずしもマイナスということもないだろうが、就活セミナーではリードする練習というのもあるそうな。

船頭多くしてとい

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交流を起こすには

複数の組織の交流というのはよくあり、最近では新卒研修を複数社でやる話も散見される。

その場で楽しくワークしても、そのあと継続的に交流するかどうかはなかなか難しい。少なくとも一回の場だけでなんとかなる話ではないかもしれない。

仮に交流を起こしたい企画側だとして、何ができるだろうか。自分が過去の経験では、交流の後にまた連絡を取るケースとして、今一番自分が興味のあるテーマの専門家、というのがある。

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事業を文脈と捉える話

新規事業やM&Aの検討に関わっていると、ある意味で事業が無味乾燥なものに見えてくることがある。

連結業績のため、新たなビジネスモデル獲得のため、既存事業の規模拡大のため、いろんな理由はあるものの、結局「数字」しか関係ない気がしてしまう。

しかし事業にはビジネスモデルや業績以前にビジョンがあるはずで、その文脈こそ大事にしないといけない、それが存在意義だからである。

実際、文脈ベースで手を拡げた

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俯瞰から戻れない話

上司から指示があったらそれはなぜ必要か聞く、問いがあったらなぜかを考えて問いを捉え直す、一段上の視座で考える、など俯瞰する思考はよくある。

最近の研修であったのだが、設定したユーザーのペインポイントから一段上の概念に移ったのは良かったものの、結果的に元のペインに戻れず全然違うソリューション提案になってしまったチームがあった。

上司の視点を持つ話も、上司の視点で自分のミッションを捉え直すのではな

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プロセスはやっぱり大事

面接で結果をアピールされた場合、こちらとしては再現性を確認すべくアプローチや関わり度合いを聞くことが多い。

なぜ成功(失敗)したのか、はプロセスや判断に関わるマインドセットを問うている。

デザインも作るプロセスにこそデザインがあると言うし、使うプロセスに学び(熟達)が含まれることが大事と言う話もある。

結果は標準化できないが、プロセスは標準化できる。経験学習ではプロセスを振り返る。

これだ

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研修後記

新卒20人くらい向けの研修を実施、一時間だったがいろいろ感じるところがあった。

途中ミニワークをしたり、テーブルごとの議論中に一緒に入ったりしたので、意見を直接聞くことができた。

良かったのは、研修で触れたことに対して「そう思わない」という意見が出たこと、最後の振り返りワークの回答がかなりバラバラだったこと。

どちらも参加者それぞれの主観と自分の講義がぶつけられている証拠なのかなと感じた。単

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創職の話

先日SFCのオープンイベントで、井庭研のブースが面白かった。クリエイティブ・ラーニングの講演を聞きに行ったのだが、ブースでパターン・ラーニングの展示が。

その中の一つに、創職する働き方というのがあった。その言葉が頭の中で引っかかった。

普段から若手に研修したり、キャリア論とかを学んだりしてるが、自分の経験をどう伝えるか悩んでいたところがある。

20も下の若手は違う世代を生きているので、自分の

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プロセスこそ見習いたい

受注した、デザインした、資料作った、制度作った、いろいろアウトプットはある。そして外の人はそれを見て、すごい!ああなりたい!と考える。

しかし本当に見るべきはそのプロセスであると思う。アウトプットが出るまでの苦悩、決断、段取り、あるいは好奇心、知識欲、熱量など見えていないところにこそ自分との違いがあるのではないだろうか。

他人のアウトプットを見て、あれなら自分もやれると思ったり、逆にできていな

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具体的に見せられるか

ビジネスの話では、パッと聞いて具体的なものがイメージできないものがよくある。

グランドデザイン、全体設計、顧客戦略、コミュニケーション設計、ロードマップなどなど。

そこになにが含まれるのか話者の側も分かってないことがあり、きちんと話さないとズレがあるまま話が進んでしまう。

一方で、あえて抽象的なワードで話をして質問を引き出すこともある。自分の中で具体的なものがあったとしても、一度抽象的な形で

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どう伝えるか

最近研修の依頼があり資料作りをしている中でどう伝えるかを少し深掘りすることにした。

今までは、何を伝えるかは比較的早くメモできていて、それを語るように資料化する感じでやっていた。

今回は一拍置いて、伝えたい内容をどう伝えれば理解されやすいか、少し考えながらやっている。基本座学ではあるが、取り入れているのはワークショップデザインの考え方。

以前にミミクリデザインの講座を受けたことがあり、そのフ

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