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新しいカテイカ・フォーラム

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「新しいカテイカ」は、もっと生きやすい家事へシフトする家庭運営プロジェクト。各メンバーが、家事を考える様々なスタイルのnoteを発信するマガジンが、このカテイカ・フォーラムです。
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#家事

新しいカテイカとは

「新しいカテイカ」は、これからの時代の家事を考えるプロジェクトです。 昭和期の「家庭科」…

物語食卓の風景・3人の行方④

 「特に印象深かったのは、定番だけどやっぱりニューヨークね。映画の見過ぎかもしれないけど…

阿古真理
3年前
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物語食卓の風景・夫婦の時間②

 食卓についた真友子は、食べながら切り出す。 「あのね、今度長沢先輩と大阪へ行くの。大阪…

阿古真理
3年前
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物語食卓の風景・残された妻②

 洋子は、電車に乗って2駅先の大型スーパーまで買いものに出かけた。ご近所の人に見とがめら…

阿古真理
3年前
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物語食卓の風景・残された妻①

 夫が行方不明になって2カ月。立花洋子は、徐々に新しいペースに慣れ始めた。当初はもちろん…

阿古真理
3年前
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家事を頼みやすくなるちょっとしたコツ。

待ちに待った表紙デザインの完成。 はじめての書籍は、発売に向けて着実に進められていて丁寧…

家事が好きな人の家事が崩壊したら。

今の仕事を立ち上げてからちょうど1年。コロナ騒ぎで季節がワープしてしまったけど、きっちり1年経った。(で、1年前の4月5月は立ち上げ前後でほとんど売上がなく、持続化給付金他多くの給付金補助金が前年同月との比較で線引されていることに対して眉間にシワを寄せているところ。間が悪いとはこのことだ。) 仕事の具合とか、コロナの影響などはひとまずさておき、個人的なところでこの1年何が一番変わったかな、というと、家事をしなくなった。 料理を仕事にしているのに。生活とか家庭料理とか家事とか

家事シェアを男女の対立構造で語るのは、もうやめにしませんか?

先日、台東区男女共同参画推進事業の一環として、男性向け家事シェア講座の講師をさせて頂きま…

家事シェアしたいなら、ママが変わるしかないんだ。

ぼくは日本唯一の家事シェア研究家として活動をしています。だから家事シェアの話をしていると…

「ご飯できたよ」と呼ばれてもすぐに食卓へ向かわないのは礼儀の問題なのだ。

母に「ご飯できたよ」と呼ばれても、返事をしなかったり、やっていることがひと段落するまで行…

共働きの「家事が大変」を、2×2のマトリックスで分類して解消してみた

家事って大変ですよね。共働きだとどちらも時間に追われていて、家事の分担で折り合いをつける…

家事代行を使ってみたいけど、発注内容を決められないあなたへ

幼子をふたり(1歳と7歳)抱えて、夫婦ともに仕事が大好きなわが家。相手も自分もめいっぱい働…

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その7分で、人は何をするのだろう

時間のない人、料理の苦手な人のために、10分以内で仕上がるスープのレシピを出したら「7分で…

有賀 薫
4年前
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家事と家庭のことを考えるにあたって、最近読んだ本たち

家事についての本格的な専門書や研究書は実用書にくらべて少ない。それは家事が言葉でうまく説明しにくいからでもある。 「名前のない家事」という言葉が流行っている。でも、名もなきものだから家事であるともいえる。「名のある家事」はすでに仕事であって家事ではない。 ……というようなことを考えるために、家の外からさまざまな概念をひっぱってくる必要がある。最近いくつか、家事や家庭の考察に役立った何冊かの本を読んだので、紹介します。 1『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書 』