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家事を頼みやすくなるちょっとしたコツ。

待ちに待った表紙デザインの完成。
はじめての書籍は、発売に向けて着実に進められていて丁寧な仕事に頭がさがります。

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今日は書籍には書いていない家事シェアのコツについて。書籍には部屋づくりを通した仕組化やコミュニケーションについて具体的なことを書いていったので、夫婦のシェアについて書いていきます。

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家事を上手にシェアするなら、なにをシェアするかよりもいつシェアするかを決めたほうがいいよ、と言う話をよくする。厳密には誰でもそうだよということではなく、ぼくがシュフ型と呼んでいる家事のメイン担当、いわゆる主婦・主夫がいるご家庭におすすめ。(専業家庭ということではなくて、共働きでもママが家事のメイン担当なども含む)

家事をシェアするうえでストレスがかかる瞬間がある。
それは家事を頼むとき頼まれるとき。この頼んだり頼まれたりする瞬間が嫌でなかなか頼めないという人は多いようだ。

──頼むくらいなら自分でやってしまった方が早い。
──いま忙しいのに、急に頼まれても困る。

そうした思いが夫婦の家事シェアを妨げてしまう。
そういうぼくも、わざわざ頼むよりも自分でやっちゃおうと思う瞬間はよくある。べつに大きなことじゃなくて、シンクをちょっとキレイにするとか、冷蔵庫の中身を整頓するとか。

だけどそれが洗濯、掃除、など大きなことになってくるほどやる方のストレスは大きくなる。そして相手に委ねられなくなってくる。

そして、担当型のように「パパは掃除担当」と役割が明確に決まっていないシュフ型の場合。頼んだり頼まれたりというストレスの回数が圧倒的に増える。

ストレスなんて感じたくないから、結局頼まないで自分でやってしまうようになる。そうすると頼まれていないほうは、やってくれたことに気が付かないとか言われていないんだからやる必要はない、と思うなどしてしまう。

ということは、頼み頼まれるタイミングを決めてしまうとこのストレスは軽減することができということだ。つまり、相手のスケジュールを事前にブロックしてしまうのだ。

スケジュールをブロックというと「たかが家事なのに大げさだよ」と思うかもしれないけど、要は事前に「この時間はよろしくね」と伝えておくだけのこと。 

「明日は、朝ごはん食べたら掃除するから一緒によろしくね」
「朝は忙しくて大変だから、支度や準備一緒にお願いね」

と事前に伝えておくだけで、頼む方も頼みやすいし、頼まれる方も頼まれることがわかっているので覚悟ができている。

たったのそれだけのことだけど、お互いの心構えができるだけで頼み頼まれるストレスをかなり軽減できる。
勘違いしないで欲しいのは、これは「事前に伝えておいたらパパが言うことを聞いてくれる」というパパコントロールの方法なんかではないということ。

頼まれた人が自主的に頼まれごとを捉えやすい頼み方は、また違う話。それは次回にでも。

まずは家事を頼んだり頼まれたりできる関係を整えなくちゃ話は進まない。そのときに、お互い相手がどんなタイミングだとストレスを感じやすいのかを理解しておくと話がしやすくなる。

場当たり的な指示は、お互いイライラの原因になる。そのことだけでも意識しておくと、家事シェアの話がずいぶんとしやすくなるので、ぜひお試しあれ。

では、また明日。

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