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感情を制御したいなら、先に感情の使い方から決めよう【短編】

怒りっぽい人や、落ち込みやすい人。

このような人は「感情をコントロールしたい」と考える事が多いです。

しかし、この思考では感情のコントロールはできません。

まず『感情のコントロールより、使い方が重要』なのです。


コントロールと使い方は同じに思えますが、これは全く違うものです。

「感情を使う」には「志向を装備」する必要があります

志向とは『心がその物事を目指し、それに向かうこと』です。


分かりやすく、「怒りっぽい人」で考えましょう。

例題は『部下が思い通りに動かず、怒ってしまう』です。

この場合、大抵は「怒らないようにしたい」でしょう。

しかし、これではいけません。

志向を得る為、「なぜ怒りたくないのか?」「なぜ怒るのか?」が必要です

なぜ怒るのか?
 →『指示に対して、部下が思い通りに動いてくれないから』

なぜ怒りたくないのか?
 →『周りから怖がられたくないから』

装備する志向:「優しくありたい」です。

このように考えられ、この『志向=装備』となります。

「怒り」であっても、『志向』は違いが出るのです。

装備さえできてしまえば、行動や対策も自然とできます。

・できるかぎり進捗を聞きにいき、相談に乗る。
・詳細かつ正確に指示を出す。
・指示を小分けにし、達成したら次の指示をする。
・部下の得意と不得意を把握し、適材適所を常に考える。
・失敗を想定しておき、リカバリーを考えておく。

このような対策が考えられ、これらには特徴があります。

共通しているのが、「相手への気遣い」なんです。

なにより「優しさの感情」を持つ人なら「普通の事」と答えるでしょう。

まさにアナタができていない「悪い所」なんです。

志向を意識すると、自分の悪い所も見えるのが辛いところです。

しかし、「装備とは足りないから装備する」ので、必要な過程なんです。


感情の制御とは、言い換えれば「自分の良い所も悪い所も見つめ直す」。

このように考えられます。

感情は「こう使うぞ」と決める事で初めてコントロールができます。

使い方を決めれば、『手段』や『姿勢』が見え、『装備』もできます。

一度、装備して使い慣れた時こそ、アナタが大きく変わる瞬間になります。


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