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どんな小さな事、くだらない事でも自分を褒める勇気【短編】

ご高覧いただきありがとうございます。

人間が自己肯定感を高める方法の1つ。
それが『自分で自分を褒める』というものがあります。

この「自分を褒める」ことが凄く苦手な人がいます。

そもそも自分を褒めるが分からない。
どのタイミングで? どれくらいの成果で?

そんなことを悩んでしまいます。
これが自分の生きづらさに繋がっているかもしれません。



まず、結論として、
『自分を褒めるタイミングは、自分で勝手に決めていい』のです。

それが難しいから悩んでるのは分かっています。

実は自分を褒められ慣れていない人には、特徴があります。

『他人からあまり褒められた経験がない』という特徴です。

この場合、親の影響が強大です。

このような人の親は、大人基準で子供の行動を考えてしまいがちです

そりゃ子供のやっていることです。
大人基準ならば大したことはないなんて、当たり前なんですよ。

そんなもの出来て当たり前。
その程度は普通のこと。
そんな事じゃ喜ばない。

大人や親の考えや基準は、あくまで『その人の個人のもの』です。
ところが子供はそんなことは分かりません。

こんなことは当たり前なんだ。
出来て当たり前だから、褒められるような事じゃない。
相手が喜ぶなんて期待するのは良くないこと。

影響を受けた結果、そんな判断をしてしまいます。



これは粗探しの癖と言えます。

お気づきかもしれませんが、この癖は自己否定なのです。

では、想像してください。

自分どれだけ仕事をがんばっても、常に難癖をつける上司や先輩がいたら?とにかくムカつくと思いませんか? そういうことです。

また、日本の厄介なところがあります。

「謙虚は美徳」と考えられているので、謙虚な人として褒められる。

結果、「評価や称賛を否定する事を肯定されてしまう」ので癖になります。

これは無意識に自己否定をしている状態です。
その末に自己肯定感が低くなってしまいます。

まさに悪循環ですね。



では、どうすればいいのか?
その方法はとても単純ですが、勇気が必要です。

とにかく小さな事、くだらない事で、自分を褒めます。

朝起きれた自分が大好き!
スキンケアした自分は偉い!
昼食に健康的なものを食べた自分はすごい!

このような感じです。

これらは「誰でもできる当たり前」。
褒められるほどじゃないかもしれません。

何故、そんな程度のことで褒めるのか?
まずは自分を褒めることに慣れるためです。

その為には、どんなことでも自分を褒める勇気が必要です。

何故、勇気が必要か?

今まで自分がやってこなかったことは難しいからです。

「この程度ことで褒めていいのか?」
「こんなもので褒めたら頑張れなくなるのでは?」
「小さなことで褒めるのは甘えじゃないか?」

このように考えてしまいますからね。

でも、勇気を出してやってみてください。

また、他人を褒めるのも重要です。

些細な事で他人を褒めれば、何が称賛の言葉か理解できます。

これは称賛の言葉なんだから、否定してはいけない。

そんな考えをも身についていきます。



そうして慣れていくと、他人から褒められた時に変化が起きます。

褒められることに慣れないと謙虚になる。
それは他人からの賞賛を受け止められず、跳ね返しているのです。

つまり、褒められ慣れると跳ね返すことをやめるようになります。

素直に受け止められるようになったら、アナタはきっと変わります。

受け取った後は、「ありがとう」「嬉しいです」を言ってみましょう。

言葉で世界は変わる。
もしかしたら、あなたはそのタイプの人間かもしれません。


ご高覧いただきありがとうございました。

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