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凡人のための這い上がり講座

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都内のメディア会社に務める平々凡々な社員の生き方講座。偉そうな名前つけていますが、日々の仕事を通じて学んだことを書いていきます。少しでも世の中の人々の生き方が前向きになりますよう… もっと読む
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仕事の「早さ」と「質」について

突然だけど、仕事の「早さ」と「質」について、次の4つを「より良い順」に並び替えるとしたらどの順番になるだろうか。

「早くてクオリティが高い」

「早くてクオリティが低い」

「遅くてクオリティが高い」

「遅くてクオリティが低い」

一番いいのは「早くてクオリティが高い」

一番悪いのは「遅くてクオリティが低い」

ここは誰でも順位づけできるはず。

じゃあ

「早くてクオリティが低い」

「遅

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「謙虚」と「腰が低い」は違う

「謙虚」の大切さ「謙虚であること」の大切さは、いくら年次を重ねてからも変わらない。

若い頃から無駄に自身がある奴は先輩から嫌われるし、年次にあぐらをかいて横柄な上司は誰からも慕われない。

謙虚であることは味方を増やし、仕事をスムーズにする。

でもたまに「謙虚」と「腰が低いこと」を履き違えている人がいる。

「謙虚」と「腰が低いこと」は違う若いころ、「謙虚であるべきだ」と思っていた僕は、いつも

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「自分にはもっとふさわしい仕事があるのに」という負の感情に打ち勝つ、粘着質な想像力を鍛えよう。

「お~いお茶」の俳句審査委員を長年つとめ、名クリエイターとして名を馳せた、コピーライターの土屋耕一さんにはこんな逸話がある。

 土屋さんはかつて、化粧品会社に勤めるアルバイトの青年だった。

若き彼の日課だったのは、社員たちが毎晩みんなで飲むときのおつまみを松坂屋に買いに行くこと。

そんなおつまみ調達の「おつかい」を毎日しているうちに、「選ぶおつまみのセンスがいい」という理由だけで彼は正社員に

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