あさつき

見たもの読んだものの感想ともいえない脳直メモの束。誰向けでもありません。

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最近の記事

朗読劇 文豪LETTERS

感想文にすらなるのか微妙な雑感メモ。 ネタバレなのかは人による。 手紙で朗読劇とは?と思いながら行ったのですが手紙を主軸に、合いの手を入れたり、背景状況の説明を入れたりしながら複数の文豪の人柄を紹介する、と言うような演目だった。 出てくるのはあー国語の文学史の授業でお名前は見ましたねーの方から教科書に作品が載ってましたねーの方まで。割と業界狭いよね?と言いたくなるくらい密度の濃い「この人とこの人は親交があって」で広がっていく。 その手紙と説明を自分が行った回では竹中さんと

    • 小林賢太郎演劇作品「うるう」の話

      Flash動画全盛期世代なので、ラーメンズといえば「不思議の国のニポン」だ。 そのコントを演っているのがどういう人なのか知ったのは随分後だったのでAAの印象が強い。 その後ラーメンズが解散して、それぞれが活動しているというニュースは見たし、NHKで片桐仁さんをたまに見かけると思っていた。 小林さんに関してはオリンピックの件は残念だと思っていたが、同時に個人でやっている舞台作品には気になった。たまに機会が合えばDVDで観ていたが、今回は5/30までYoutubeで無料で見られる

      • 「朗読劇 ROOM」の話

        キングオージャー最推し、そもそも声が良すぎる、な池田匡志さんとキジブラザー鈴木浩文さんが出るんだったらそれはもう観たいじゃん…?しかも脚本はリバイスの人か…で行ってきたのですが、とても面白いジャンルの劇だったので。 以下脳直感想文。ネタバレの可能性あり。 配役は変わってもシナリオは一緒らしいので。 朗読劇、という事で演者は身振りの演技は最小限、手元には台本(?小道具なだけかも)、基本椅子に着席との事だったので読み合わせに照明とかの演出をつける程度かな、と思っていたのですが、

        • 5/18 tacica 「TIMELINE for “parallel park”」

          音楽を聴く時、「この雰囲気の歌を聴くならこのアーティストが一番好きだ」という基準で選んで聴きがちで、そこから自分目線で「ブレたな」と思うと聞かなくなってしまう、という判断をしている。 tacicaというバンドも、それで少し新譜を聴かなくなっていて、今回メジャーデビューからの一枚目のオリジナルアルバムである「parallel park」の再現ライブ、というのと、都内では一番好きな元キャバレーという異質な雰囲気を持ったライブハウスである東京キネマ倶楽部での公演だということで行って

        朗読劇 文豪LETTERS

          『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』の話

          特撮にわかです。 そもそも、ここ数年の舞台演劇に対するハードルが下がっているのが、「仮面ライダービルド」にハマったからでした。 年代的に特撮をあまり通らなかった(特に仮面ライダーは放送がなかった)ので、ヒーローショーにも縁がなく、大人になってからハマった。 ビルドは役者陣も制作陣もよく喋るので、なおのこと演技の話や、プロデューサーやら監督の話が面白かったのもある。 中でもよく喋りの場に出てきた&毎回大きなお友達の話題を掻っ攫いまくっていた監督がメイン監督なので…でキングオー

          『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』の話

          「劇場版ブルーロック Episode 凪」の話

          エピ凪の4DXはヤバいぞ 初日に4DXで観たんですけど、まあ情報量の上に4DXでボコスカに後頭部を殴られ続けたので感想書くとかそういうアレじゃなかった。 エピ凪の4DXにおける観客は基本ボールです。はちゃめちゃ蹴られます。 以下ネタバレ込みでエピ凪の話を。 ネタバレと妄言 まあ元々原作ブルーロックが好きなのであのコンビが好きと言うより別側面から見たこの物語が見たくて読んでるし映画にも来た、という枠の観客です。 ブルロはどっちも原作者一緒ですからね。そこもスピンオ

          「劇場版ブルーロック Episode 凪」の話

          BUMP OF CHICKEN「邂逅」の話

          追記:自分の中でのバンプがデカすぎて作品名だけ書いてしまったがなんか違う気がするな…と思ったのでタイトルだけ差し替えました。 BUMP OF CHICKENが好きだ。 天体観測から入ったにわか新参ではありますが、彼らの唄に確実に救われて、今の自分の善性は全てバンプの唄と藤原の言葉が根底にぎっしり詰まっている。 自然喋ると会話の着地点がバンプにオチがちなので外で喋る時は気を張っている。 でも進学も転職も「バンプのためになる人間になりたいから」で全てを決定してしまった阿呆なので

          BUMP OF CHICKEN「邂逅」の話

          モノを作ること

          アレン座のイベントに行ってきた この土日、「僕らは未だに定まらない」でドカハマりして、その作品群に魅了された状態でファンクラブに入ってしまったので、せっかくだからファンクラブイベントに行ってみよう、と、今までこう言ったものとは縁のない人生だった者がいさんで行ってみた。 結果、イベントはとても楽しかった。お芝居してない役者さんのお話が聞けるのは貴重だなーと思いつつ、今日とかはせっかくボクマダの客演の人もいたので舞台の裏話ももっと聞きたかったかなあとは思ったけれども。 それで、

          モノを作ること

          いちねんにひとつ

          何かやったことないもの、見たことないもの、触ったことのない素材、なんでもいいからひとつやってみよう、と思ってここ10年くらい?実践している。 ちなみに去年はポケモンカード。 ポケカも遊戯王も全盛期に子供だったにも関わらず金のかかる娯楽は禁止だったので初めてやった。友人間なのでレギュレーション無視で好きなポケモン(ポケモン自体はアニメを観ていたのでわかる)でわやわやカードゲーム楽しかった。とりあえずまだ新弾買ったりして続いてるけどいかんせん遊び相手が要るのでなかなか熱が冷めるの

          いちねんにひとつ

          3/30 People In The Box「2024年 春の航海」

          このバンドでは自分史上一番良い整理番号だったのでせっかくなので前列を攻めてみたけれども、大人しくPA卓付近の方が良かったかもしれない。でももう15年くらい聞いてるのにまるでメンバーの顔が覚えられてなかったのでよかったのか…? 会場なのか位置取りなのかボーカルが聴きづらかったのが少し残念だった。 以下メモ。 正直なんの曲やった、とかこのバンドに関しては意味がない、難解さと不思議さで全身メッタ刺しにされて「わー最高だったな…」で帰ってきてしまうのと、歌詞と曲名のリンクが薄い曲が

          3/30 People In The Box「2024年 春の航海」

          「僕らは未だ定まらない」を観た話

          観劇直後の取り止めもないメモ ブルーロックの舞台で主演の潔くんの役者さんがものすごく魅力的だと思って、所属劇団で2.5の要素を排するとどういう演技をするのかみてみたくなったのと、チケット取るの楽だし、で行ったのだけど素晴らしい公演だったので。めもり。ネタバレ含む。 高校の同級生5人が、その中で一番気弱なメンバーのバイト先で強盗を働くが、人質になる客がいない。しょうがないから金庫からお金だけもらおうぜ、から始まる話。陽気なギャングが地球を回す、を脳裏に浮かべながら行ったの

          「僕らは未だ定まらない」を観た話

          嫌な記憶の芋掘りゲームの話

          昨日観た「アジール街に集う子たち」で、嫌な記憶の芋掘りゲームが始まってしまったので芋掘りをします。一回ケータイのメモ帳にも吐いたけど足りないので。ネタバレと他人への配慮が薄い奴。 初めてのnoteが愚痴ってどうなん、とかはもういいや。 とーよこきっずとかをモチーフにした話だったので、自然登場人物はグレた子供達で、そういう子供達に対して嫌悪感のある人間が今からブツブツ言います。 自分は、グレる勇気もコミュ力もなく、親の理不尽に対応し切れるほど有能でもなかった、あたりが結論です。

          嫌な記憶の芋掘りゲームの話