モノを作ること

アレン座のイベントに行ってきた


この土日、「僕らは未だに定まらない」でドカハマりして、その作品群に魅了された状態でファンクラブに入ってしまったので、せっかくだからファンクラブイベントに行ってみよう、と、今までこう言ったものとは縁のない人生だった者がいさんで行ってみた。
結果、イベントはとても楽しかった。お芝居してない役者さんのお話が聞けるのは貴重だなーと思いつつ、今日とかはせっかくボクマダの客演の人もいたので舞台の裏話ももっと聞きたかったかなあとは思ったけれども。
それで、まあせっかくなのでこっちも全く人生で通ってこなかったチェキ会にも参加してみて、まあ生来の人見知りと緊張でめちゃくちゃビビって参加してたのですが、今日の回の時にチェキ相手の役者さんに「昨日から思ってたんですけど素敵なアクセサリーですね」と言われて、いやほぼ初対面の人間のそんなん良く覚えてるなすご…怖…と思うと同時に、久々にすごく嬉しかったな、という話が以下です。

モノを作ること

まあそのアクセサリー自体が、この2日間のために、せっかくだから推しカラー(この劇団には団員に色が振られている)のアクセサリーくらいは作るかーと思って作ったもので、とはいえ上記の通りガタガタに緊張していたので前日も今日も特に話題には上げてなかったんですよね。それで上記の話だったので、「作者が分からない段階で自分が作ったものが褒められる」状況が大層アドレナリン?なんかこう、興奮するタイプの人間なのですごく嬉しかったなあと。
まあシンプルに出来の粗とかを見抜いた上でのリップサービスの可能性はあるし、相手は役者さんなので人の顔覚えるのはお得意な可能性は否めない。
しかしそれでも嬉しかったのでこの気持ちを書き留めて脳への焼き込みを強くしたいと思った所存。

元より親に構われないのとオモチャは与えられないの悪条件の悪魔合体の産物として工作をよくしていて、(ワクワクさんにはお世話になった年代)、学校に上がったらイラストを描く友人にそこだけでも仲良くなる要素(金のかかるエンタメは触れられない方針なので)が欲しくて絵を描き始め、中学で邦楽ロックに出会ってアジカンのジャケットを見て将来を「音楽関係のデザイン/イラストをする人になろう」と決め紆余曲折で今全く関係はないながらもオールラウンダーのデザイナーを本職に趣味でいろんなモノを作っている、という生き方をしているので作ったモノを褒められるのは本人を褒められるよりずっとずっと素直に嬉しい。
喜んでもらいたい、気に入ってもらいたい、好感を持って欲しい、の祈りと欲から生まれている作り物たちなので。
自分自身は多分もうどう足掻いても「自分」であることに自分が否定的なのでどうにもですが。
なので上記のような「作者が知れておらず」「ほぼ初対面(前日2回と今日の3回の接触のみ)」で言及するほど褒めて貰えたのは嬉しかったなあ、の日記。

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