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「朗読劇 ROOM」の話

キングオージャー最推し、そもそも声が良すぎる、な池田匡志さんとキジブラザー鈴木浩文さんが出るんだったらそれはもう観たいじゃん…?しかも脚本はリバイスの人か…で行ってきたのですが、とても面白いジャンルの劇だったので。
以下脳直感想文。ネタバレの可能性あり。
配役は変わってもシナリオは一緒らしいので。

朗読劇、という事で演者は身振りの演技は最小限、手元には台本(?小道具なだけかも)、基本椅子に着席との事だったので読み合わせに照明とかの演出をつける程度かな、と思っていたのですが、舞台が上下に2分割されていて、そこで場面を切り替える、という仕掛けが面白いなと思いました。
主軸のホテルラウンジに居合わせた4人とその4人の語る話が入れ替わりながら進む様がテンポが良くて時間を忘れさせる。
登場人物は売れない作家の男、新婚旅行の夫婦、バックパッカーの男。
それぞれが話していたという印象だったが今公式のあらすじ見て旦那の方は何も語りがなかったな、と思った。まあ嫁がインパクトでかいからな…
4つの話の中では1つ目の「缶詰」が一番見やすかったな…と思ったけれど特撮組じゃないお二方は声優さんなのか…(あまりに声優に疎い)キジブラザー(と言う方が自分に馴染みが良すぎる)鈴木さんが安定しているから彼がメインの話が際立って見やすかったように思う。アドリブ弱いのか、短歌で好きなところ言って!のくだりはグダついてましたが。
池田さんが一昨日までキングオージャーで全国回ってたからかそんなに無茶苦茶なアドリブパートは全体的に少なかったように思う。
それでも声優さんチームのコロコロ声音を変える演技は生で観て面白かったし、戦隊組も、ちゃんとそれ目当てできた自分みたいな客のためのサービスアドリブ入ったり(3日前までヒーローやってた)(一緒に映画とか出て欲しい)ととてもサービス精神のあるエンタメだったなあと思った。

夏からTVでこのシリーズをベースに何かやるらしいのでちょっと気になる。
その時は是非また池田さんも観たいなあ。

個人的には池田さん、最後のアフタートークパートまでずっといい声だったのでもっとシンプルに朗読系のお仕事とか観たいな、と思いました。
何か長々喋って欲しい。

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