『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』の話

特撮にわかです。
そもそも、ここ数年の舞台演劇に対するハードルが下がっているのが、「仮面ライダービルド」にハマったからでした。
年代的に特撮をあまり通らなかった(特に仮面ライダーは放送がなかった)ので、ヒーローショーにも縁がなく、大人になってからハマった。
ビルドは役者陣も制作陣もよく喋るので、なおのこと演技の話や、プロデューサーやら監督の話が面白かったのもある。

中でもよく喋りの場に出てきた&毎回大きなお友達の話題を掻っ攫いまくっていた監督がメイン監督なので…でキングオージャーを観ていた。
ビルドから有名どころのシリーズを軽くさらって555と龍騎も観たので…で同じ脚本家のドンブラザーズも観ていた。
キョウリュウジャーは残念ながらキングオージャーのコラボ回の知識しかないけどまあ大丈夫だろ!という軽い気持ちで観に行ったが、これ、キョウリュウジャーも軽くさらっておかなきゃダメだったな…という気持ちになった。

そんな感じの今作、VSドンブラザーズサイドの夏映画のようなドンチャン騒ぎと、VSキョウリュウジャーのしっとりしたストーリー重視の2本だてでキングオージャーメインの夏映画のような仕上がりでした。大抵東映特撮の夏映画は戦隊とライダーの「ドンチャン」と「ストーリー重視」の2本だてなので…

夏映画ではドシリアスストーリーの舞台だったハーカバーカがドンブラメンツが混入してはちゃめちゃになるのはそれはそれでツッコミどころはありつつも楽しく、キョウリュウジャーの並行世界でのキングオージャーメンツのif世界もこれはこれでもっと観たい、いやこれなんで30分づつなんだろうどっちももっと観たかったな?という感じ。

説明が端折られている部分はそれぞれの本編でやったから知ってるね?とされてしまうと直近のドンブラザーズはともかくキョウリュウジャーはなかなかハードルが高い。
でもこうやって古い作品に触れるきっかけができるのは楽しい。

ビルドからゼロワン、キングオージャーと、通して好きだったシリーズに関わっていたプロデューサーが東映を辞めてしまわれたのは残念…
にわかファンなので初手で気に入った作品しか観ていないので今期のニチアサはスルーですが、その分ライブと舞台に行きたい所存。

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