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【読書のススメ】4.リアル書店のメリット・デメリット

本の買い方には大きくリアル書店とネット書店の2種類がある。コロナ禍でなかなか外出できない状況になって、それまで必ずリアル書店で本を買っていた私もついにAmazonで本を買うことになった。めちゃくちゃ便利。ただリアル書店特有の良さもやっぱりあると思った。今回はリアル書店のメリット・デメリットを解説する。なお、電子書籍派の人もいるかもしれないが、今回は紙の本に限った話だ。

リアル書店のメリット

まずリアル書店のメリットとして

①好きなだけ試し読みができる

②興味を広げられる

③ほしい本がすぐ手に入る

④自己分析ができる


といったことがあげられる。具体的に説明していく。

まず①について、これはリアル書店最大のメリットといっていいだろう。ネット書店でも中には冒頭数ページの試し読みができるものはあるが、リアル書店ならそういった制約はなく、好きなだけ試し読みをしたうえで納得して本を買うことができ、これによってハズレ本を買ってしまうリスクをかなり軽減することができる。

次に②だ。ネット書店であれば、すでにほしい本が決まっていて、検索をかけて購入することが多いのではないだろうか?そうでなくても、新たに本と出合う機会は「あなたへのおすすめ」みたいなところを見るときくらいだろう。リアル書店なら、歩き回っているうちに様々な分野の本に触れることができる。その中には、これまで全く興味がなかったけど面白そうと感じる本があるはずだ。このように、リアル書店は自分の興味の範囲を広げ、新たな学びを得るきっかけになる。

次は③について。ネット書店の場合は自宅に届くまで普通は数日かかるが、リアル書店なら欲しい本を見つけたその日のうちに手に入れることが出来る。これにより、「読みたい!」という気持ちがより高い状態で読み始めることが出来るだろう。

最後に④だが、これは就活を控えた大学生だけでなく、今後のキャリアや人生について考えたい社会人にもおすすめの自己分析法だ。具体的な方法を説明する。まずリアル書店の棚を、自分が興味のない分野も含め片っ端から眺めてみる。そしてタイトルに興味をひかれたものを、自分がなぜ興味をひかれたかという理由とともにスマホにメモしていく。こうすると、すべての棚を見終わった後で自分の興味の方向性を知ることが出来る。スマホにメモする際は、タイトルを検索できてメモ欄もある読書管理アプリを使うと、いちからすべて入力する必要がないので便利である。また、品揃えのいい大型書店でやると体力は消耗するが、より細かく分析できるのでおすすめだ。

リアル書店のデメリット

今度はリアル書店のデメリットとして思いつくものを挙げる。

①外出する必要がある

②ほしい本がない時もある

まず①。当たり前だが書店までいかなければいけないので、外へ出たくない人にとってはデメリットと言える。

次に②。あらかじめ欲しい本が決まっていて書店に行く場合、売り切れている、そもそも置いていないといった理由で手に入らない場合もある。

書店は学習拠点である!

私は現在、大学で学んでいる。なので学習の最大の拠点は大学と言えるだろう。ただ、私にとっては書店も重要な学習拠点になっていると思う。大学がでは教養を広めつつ一つの専門性を深める、いわゆるT型の学習がメインとなる。教養科目などもあるが、最低限の概論レベルとなることも多く、素養を使いこなすにはもう少し深める必要があるようにも思える。また、科目が設置されている学問以外の学びには限界がある。そこで役立つのがリアル書店である。上述したようなメリットから、書店での本選びやその後の読書は大学の学びを補強・拡大できる。リアル書店を学習拠点とすることで大学の学びという骨格に肉付けができるのだ。

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