見出し画像

1セメスターが終わって

先日やっと期末試験が終わりやっと一息ついたのですが思い返すとこの1学期間本当に早かったなと感じました。(上の写真は放課後にプロジェクト用に撮った写真🙌)

今学期は4つの授業を履修していましたがどれも面白く自分の勉強したい分野だったので改めてよかったなと思います。特に面白かった2つの授業について記録として書いていきたいと思います。

Intercultural Communication のクラスでは様々なバックグラウンドを持つ人々の間でどのようにしてお互いにとって良いコミュニケーションができるかをセオリーやグループワーク、教授の体験談を通して学んでいくという授業でした。またカルチャーショックの過程や差別や偏見について深く理解することは日本と違う環境で生活する私にとってもやりがいのある内容でした。また留学生だけではなくデンマーク人のクラスメイトと出会うきっかけとなった授業で、クリスマス休暇に家に読んでもらったデンマーク人の友だちや休日に遊びに誘ってくれるドイツ人の留学生など様々な友達に出会えた授業でした。期末試験ではグループワークで培った異文化コミュニケーション能力を授業中で学んだセオリーやケースを使って分析するパート1と、Tribalism(トライバリズム)についての記事を読み、1)トライバリズムを克服するのが非常に難しい理由にを分析して議論し、2)次に現代社会におけるトライバリズムに取り組むための方法を異文化間コミュニケーションの視点から長所と短所などを挙げて評価する。というエッセイでした。複雑で24時間で最低でも8ページ書かなければいけなかったので最後は勝手にまぶたが落ちてくるほど眠くなりながら終わらせました(笑)

また今学期私的に一番面白かった授業のCommunicating sustainability in and around organization(名前ながっ)は企業やビジネスにおいてSDGsがどのように関わっているのかを様々なテーマから分析するという内容でした。授業ではディスカッションが多く、実際にデンマークやスウェーデンの企業などを例に挙げて分析したのはとても面白かったです。例えばOatlyというスウェーデンのブランドはサスティナブルでエコな会社という事を売りにしていますが、実際にオートミルクのパッケージについて授業中みんなで話し合い、ロゴやマーケティング方法などを分析することでgreen washingの部分も見えてくるという内容もありました。またセクシュアルヘルスの授業では何個かのホームページを比較し、どちらが若い人にとって避妊などの情報が見つけやすく読みやすいかについて意見を出し合いました。先生は結構オープンで「このカップルは今にも車の中でセックスを始めそうな勢いでしょ?みんなはこれを見てどう思う?」とか男子生徒も積極的に参加していて、日本だったらあまり受けられないような内容を心地よく発言できる環境でできたのはとても貴重だったなと思います。
期末試験はまたエッセイで、自分が考えるセクシュアルヘルス(自分の「性」に関することについて、心身ともに満たされて幸せを感じられ、またその状態を社会的にも認められていること)に関連するSDGsの目標を3つ挙げてその理由を説明するパート1と、ゲッティのような写真サイトからsexual healthとcontraception(避妊)という単語を検索した際に出てくるイメージ写真から2つ選び授業中に習ったMCDAコンセプトと視覚分析の方法を使用して分析するという内容でした。

事前課題が多かったり途中わからない部分もありながらも友達や先生のおかげで1セメスターを終わらせることができました。次のセメスターは学部をビジネスに変えて自分の専門分野以外の授業に挑戦するので不安もありますが頑張りたいと思います!


この記事が参加している募集

#振り返りnote

85,359件

いつも読んでくださってありがとうございます!もしよろしければサポートよろしくお願いします!いただいたサポートはデンマークでの日本文化の発信と動画作成に使わせていただきます。