最近の記事
スポーツにおけるトランスジェンダー課題とは何か 貞升 彩(月刊スポーツメディスン249号、連載 スポーツにおけるLGBTQ+、トランスジェンダーアスリートに関連した倫理的課題 第3回)
貞升 彩 整形外科医師・医学博士、スポーツ倫理・インテグリティ修士、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、千葉大学大学院医学研究院整形外科学客員准教授 連載目次 https://note.com/asano_masashi/n/n9fe1bc399ce6 はじめに 第2回で日本と世界におけるトランスジェンダーを紹介したが、その際にアスリートの出身国の社会的背景に触れた。国によって文化的背景が異なり、たとえば、イスラム圏ではLGBTQ+が刑事罰化されている。反面、欧州にはS
世界と日本におけるトランスジェンダーアスリート 貞升 彩(月刊スポーツメディスン248号、連載 スポーツにおけるLGBTQ+、トランスジェンダーアスリートに関連した倫理的課題 第2回)
貞升 彩 整形外科医師・医学博士、スポーツ倫理・インテグリティ修士、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、千葉大学大学院医学研究院整形外科学客員准教授 連載目次 https://note.com/asano_masashi/n/n9fe1bc399ce6 はじめに 昨今、LGBTQ+アスリートの中でもトランスジェンダーアスリートに関する議論が多く見られるようになっている。その理由としては、トランスジェンダーアスリートのうちとくにMTF(=トランスジェンダーウーマン、トラン
有料200私がトランスジェンダー研究を始めたきっかけ 貞升 彩(月刊スポーツメディスン247号、連載 スポーツにおけるLGBTQ+、トランスジェンダーアスリートに関連した倫理的課題 第1回)
貞升 彩 整形外科医師・医学博士、スポーツ倫理・インテグリティ修士、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、千葉大学大学院医学研究院整形外科学客員准教授 本連載は、加筆修正のうえ、書籍化される予定です。ここでは月刊スポーツメディスンでの掲載時の内容をお届けいたします。 連載目次 https://note.com/asano_masashi/n/n9fe1bc399ce6 はじめに 今月号からLGBTQ+、中でもとくにトランスジェンダーアスリートに焦点を当てて、スポーツにお
有料200よい指導者になるには何が大切だと思いますか? 森下 茂(月刊トレーニング・ジャーナル2024年1月号、連載 トレーニングコーチが直面する課題 第10回、最終回)
森下 茂・School of movement認定マスターコーチ 連載目次 https://note.com/asano_masashi/n/n92a6b53e1fba?sub_rt=share_pb この連載「トレーニング指導者が直面する課題」も、今回が最後になりました。最後にふさわしいというか、むちゃくちゃ難しいテーマについて、私が出会った指導者の中でもとくにリスペクトしている2人の話を紹介し、そこからヒントをもらえればと思います。 私の師 私の高校野球部時代の助
有料150
選手に反発されたときにどう対応したらよいですか? 森下 茂(月刊トレーニング・ジャーナル2023年12月号、連載 トレーニングコーチが直面する課題 第9回)
森下 茂・School of movement認定マスターコーチ 連載目次 https://note.com/asano_masashi/n/n92a6b53e1fba?sub_rt=share_pb 高校生や大学生のトレーニング指導をするようになって23年が経ちますが、これまでに何回も選手から反発されたことがあります。その中でも、とくに強烈に反発されたことを2つお伝えしたいと思います。そのことが今回の問いに対する何らかのヒントを得られるような、そんな気がします。 胸
有料150どうしたら指導先を増やせますか? 森下 茂(月刊トレーニング・ジャーナル2023年11月号、連載 トレーニングコーチが直面する課題 第8回)
森下 茂・School of movement認定マスターコーチ 連載目次 https://note.com/asano_masashi/n/n92a6b53e1fba?sub_rt=share_pb 長く仕事をやっていると、私の現場にトレーナーの方が見学にいらっしゃるのですが、時々こんな質問を受けます。「どうやって指導先を増やしたらよいのでしょうか」と。 私が20年ほど10以上のチームをサポートしているので、そのような質問を受けるのだと思いますが、私がなんとかここ
有料150選手との距離感はどうしたらよいですか? 森下 茂(月刊トレーニング・ジャーナル2023年10月号、連載 トレーニングコーチが直面する課題 第7回)
森下 茂・School of movement認定マスターコーチ 連載目次 https://note.com/asano_masashi/n/n92a6b53e1fba?sub_rt=share_pb 私は現在54歳なのですが、学生スポーツに関わったのが30代前半でした。その頃と、ここ数年では明らかに学生との距離感が変わりました。どちらがよいのかは今でもわかりませんが、私のつたない経験をお伝えしたいと思います。 不器用なタイプ 33歳のときから18年間にわたり、ある大
有料150ムーブメントトレーニングとはどういうものですか? 森下 茂(月刊トレーニング・ジャーナル2023年9月号、連載 トレーニングコーチが直面する課題 第6回)
森下 茂・School of movement認定マスターコーチ 連載目次 https://note.com/asano_masashi/n/n92a6b53e1fba?sub_rt=share_pb 私の名刺の肩書きとして、7年前から「ムーブメントコーチ」と書いております。指導先の多くのチームでも、ムーブメントトレーニングを実際に提案させてもらっておりますが、たいていの現場では、選手はもちろん、指導者の方でもムーブメントトレーニングに対する知識がありません。だから、最
有料150関係性の質を高めるにはどうしたらよいですか? 森下 茂(月刊トレーニング・ジャーナル2023年8月号、連載 トレーニングコーチが直面する課題 第5回)
森下 茂・School of movement認定マスターコーチ 連載目次 https://note.com/asano_masashi/n/n92a6b53e1fba?sub_rt=share_pb この連載の第2回目「チームスポーツに携わる上で大切なことは何ですか?」という問いに対して、選手やスタッフとの関係性の質を高めることが大切だと思う旨を書きました。では、具体的にどうやって関係性の質を高めるのか、残念ながら万人に通用する特効薬はないかと思いますが、私の経験をい
有料150学生スポーツにとって大切なことはなんですか? 森下 茂(月刊トレーニング・ジャーナル2023年7月号、連載 トレーニングコーチが直面する課題 第4回)
森下 茂・School of movement認定マスターコーチ 連載目次 https://note.com/asano_masashi/n/n92a6b53e1fba?sub_rt=share_pb かれこれ22年、学生スポーツを中心に活動しておりますが、彼らは身体だけでなく精神的にも発展途上の選手たち、それゆえに劇的な成長を目の当たりすることもありますが、未熟さゆえの難しさもあります。そんな中で、私自身が考える学生スポーツにとって大切なことを書いてみたいと思います。
有料150多人数の指導をする際のポイントは何ですか 森下 茂(月刊トレーニング・ジャーナル2023年6月号、連載 トレーニングコーチが直面する課題 第3回)
森下 茂・School of movement認定マスターコーチ 連載目次 https://note.com/asano_masashi/n/n92a6b53e1fba?sub_rt=share_pb ギリギリのプログラムに 多人数を指導する上で難しいと感じることの1つが、どのレベルに合わせてプログラムを実施していくかです。とくにフィールドでの持久力トレーニングやアジリティトレーニングを実施する際に、どのレベルに設定して目標やタスクを決めたらよいかは悩ましいところです。お
有料150チームスポーツに携わる上で大切なことは何ですか 森下 茂(月刊トレーニング・ジャーナル2023年5月号、連載 トレーニングコーチが直面する課題 第2回)
森下 茂・School of movement認定マスターコーチ 連載目次 https://note.com/asano_masashi/n/n92a6b53e1fba?sub_rt=share_pb チームスポーツに携わる上で大切なこと「チームスポーツに携わる上で大切なことは何ですか」。おそらく人によって様々な答えがある問いですが、20年以上、高校生と大学生のチームスポーツに関わってきた、あくまで私自身の経験を通じて感じていることを書いてみたいと思います。 対スタッフ
有料150選手が主体的に練習に取り組むにはどうしたらよいですか 森下 茂(月刊トレーニング・ジャーナル2023年4月号、連載 トレーニングコーチが直面する課題 第1回)
森下 茂・School of movement認定マスターコーチ 連載目次 https://note.com/asano_masashi/n/n92a6b53e1fba?sub_rt=share_pb 長年の課題「選手が主体的に練習に取り組むにはどうしたらよいですか」。20年以上、高校生と大学生のサポートをしてきたこともあり、この問いは私としても長年の課題で、今でも試行錯誤しているものになります。そんな、私自身のまさに現在進行中のこの問いに対する考え方や取り組みを書いてみ
有料1502.理学療法とスポーツ、その歩みを踏まえてこれからを考える 坂本雅昭(月刊トレーニング・ジャーナル2024年3月号、特集/スポーツ医科学のこれから)
坂本雅昭・高崎健康福祉大学保健医療学部、理学療法士、JSPO-AT 特集目次 https://note.com/asano_masashi/n/n2147fb5d0cbc 頸髄損傷した友人 私は高校生のときにサッカーばかりやっていまして、そのまま大学でも続けていました。 高校のときの友人がいて、別々の大学に進学したのですが、大学1年の夏になってその友人が入院しているという話を聞きました。プールに飛び込んで頸髄損傷をしたということでした。お見舞いに行ったのは1年後くらい
有料150