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月イチくらいの読書感想・2021年10月-11月

だんだん寒くなる秋は、読書が思いの外はかどらないように思います……。出歩くことが多くなって、読書の数も減ったように思います。新型コロナの感染者も減って、外に出たくなったからでしょうか……。 10月11月は、遠出をするような少し世界をはみ出るような書籍を読むことが多かった気がします。 1、三体Ⅲ 上下三体文明の地球侵略に対抗する「面壁計画」の裏で、若き女性エンジニア程心(チェン・シン)が発案した極秘の「階梯計画」が進行していた。目的は三体艦隊に人類のスパイを送り込むこと。程

    • 月イチくらいの読書感想文・2021年9月10月

      月1で出すつもりだったのに感想文が書けなくてなくて、「月イチくらい」ですらない読書感想です。 9月10月で読んだのはこれくらいですが、前回からこれまで、森博嗣のミステリシリーズとか、韓国でヒットしたらしい頑張らなくていいじゃないと言っている本、バッタ博士の自伝、ツイッターでヒットした漫画の印刷版、鈴木プロデューサーが映画について論じている本など、いろいろと読みました。 本読んで感想書くことって気持ちの余裕がないとできないんですねと感じています。ネタバレに配慮するとなお難し

      • 月一読書感想・2021年1月

        月一でやると書いておきながら、前回の投稿から1年経ってしまいました。 しようがないので改めて、2021年から始め直そうと思います。 1月に読んだ本は1冊。たったの1冊ですが、なんと濃厚だったことか。 1、『今日は誰にも愛されたかった』ナナロク社詩人の谷川俊太郎さんと、歌人の岡野大嗣さん、木下龍也さんがつづった連歌が収録されてます。最後に3人と編集者による感想戦つき。 36篇の歌のつながりを読み解きながら、それぞれの異なる情景を想像すること2時間。谷川さんの詩を読むたびに

        • 月イチ感想・6月に読み終わった本

          外出自粛のさなかで桜は見逃してしまいましたが、アジサイはバッチリみることができました。やっぱり花はいいですね。生活に色がひとつ増えるだけで、豊かになった気がします。でも今月は全然集中できなくて漫画を多く読みました。 1:『What's Michael?』(ホワッツマイケル)全巻1984年〜1989年にモーニング(講談社)にて連載。漫画です。 いろいろな猫飼いの家庭とそのなかでの猫の振る舞いが短編に収まって、とっても読みやすいです。進められて読んだんですが、なんというかシュ

        月イチくらいの読書感想・2021年10月-11月

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        • 読書メモ
          6本
        • ほぼ1000文字
          1本

        記事

          ブックカバーチャレンジをやったのでまとめ

          SNSで周りで盛んに行われていた7日間にわたって書籍の表紙を投稿する「ブックカバーチャレンジ」、私もバトンをいただきました。元ルールはいろいろはあると思うのですが、手放してしまった書籍も多く、(もともとそんな腕はないけれど)写真映えは見込めないので、コメントを入れつつ紹介しました。 過去の投稿が流れていってしまうのももったいないような気がするので、こちらへまとめて転載します。 SNS上ではけっこう書いた気がするんですが、こうしてみるとたいしたことのない文量ですねぇ。ふわっと

          ブックカバーチャレンジをやったのでまとめ

          月イチ感想・4月〜5月中に読み終わった本

          4月7日に発令された緊急事態宣言。今では解除を待ち望むような、でも解除されたからって新型コロナウイルスがいなくなるわけではなく不安を感じるような、そんな気分で毎日過ごしています。 そんな私の自粛期間中はもう、心の隅にどうしようもなく居座っている不安を無視するために、目についた本、映画に片っ端から手を伸ばし、人気のないところを徘徊しております。文字通り充電期間です。 特に大きな作業もなかったので、これまでに読み終わった本は、漫画も含めて9冊(シリーズ)。普段から本を読み、映

          月イチ感想・4月〜5月中に読み終わった本

          01:ほぼ1000文字トレーニングはじめます

          この状況で時間もありあまっているし、これを機に乏しい文章力を鍛えようかと始めます。長文だと数をこなせないので短文に。「ショートショート」にするもおこがましいので、「ほぼ1000文字」と言うことにしました。せめてもの工夫を、という姑息な考えにより、タイトルは最後に置いています。 "ほぼ"1000文字のゆるやかさで書いていこうと思います。これまでの人生を三日坊主でつないできたので、どこまで続けられるかわかりません。 -----  雨が降ると、息苦しくなる。空気が湿気を含んでだ

          01:ほぼ1000文字トレーニングはじめます

          本当に大事なことって、いつの間にか見えなくなってしまうものだよね問題

          最近、いろいろなところに行って、いろいろな人の話を聞きます。先日訪ねた3人と、興味深いというか、ちょっと感じた会話がありました。 単なるメモ。 ■1:地方創生とか関係人口とか移住とか、そういうのじゃないんだよなと思った宿での会話。 ブームみたいにそこかしこでワードが出てくるけど、そもそも移住先とか、生き方とかって、結局、その人に合ってるか合っていないかだけの問題。そこに他の団体が介在して、お祭りみたいに言ってもしょうがないんじゃないかと。 まちに来る人が多すぎると、住

          本当に大事なことって、いつの間にか見えなくなってしまうものだよね問題

          「仕事」って謎

          最近、仕事や働くことについていろいろ言われてますよね。 ”働き改革”とか。 ”「働く」って、端(はた)を楽(らく)にすることなんですよ”とか。 ”好きなことを仕事にしよう”とか。 ”パラレルキャリア”とか。 いろいろな働き方も職業の選び方もあるなーと思うけれど、じゃあ肩書の名乗り方にバリエーションがあるかというとそうでもないように感じます。どの人の名刺を見ても「ライター」「編集者」「営業」とか見慣れた文字が印刷されてるし、そりゃあまあ、ひと目で何してるひとかわからな

          「仕事」って謎

          2018年のわたし

          ふとした瞬間に発見した、兼松さんの「BEの肩書」ワークショップの記事。 「今後何したらいいんじゃ」 とちょうど考えていたところだったので、ひとりでやってみました。 ひとつひとつ進めて、ついにまとまった2018年のわたし。 ・フリーランス:新しい視点探索者 ・会社員:のっかる人 ・活動者:伝達者 ・女性:幸せ追求家 後半3つについてはわりと月並みな印象ですが、最初のものは、確かにそうだなぁと改めて思いました。 2018年を振り返ってみると、1年のうち半分は無駄に過ご

          2018年のわたし

          ボヘミアン・ラプソディと疑似体験

          クイーン。大学生のときにハマり、卒業後はすっかり鳴りを潜めていたものの、今回の映画でマイブームが再燃しました。 いいですよね、「自転車に乗りたい」とひたすら言うノリノリの曲やら、「ショウを続けなければ」なんて言うツラそうな曲があって。ジャンルの広さと音楽の構成の多彩さがあります。 何時間聞いても、ほんとに飽きない。 で、映画「ボヘミアン・ラプソディ」見てきました。 ひとことで言うと楽しかったです。クイーンの歌の力強さを再認識しつつ、多少脚色はあれどバンドの軌跡を知ること

          ボヘミアン・ラプソディと疑似体験

          頭と時間と行動力が欲しい

          SDGs本の思わぬ効用というか。 社会課題へのアンテナが拡がったり、違うとっかかりを見つけられるようになった気がします。先日も、ふとしたきっかけで新しい情報を仕入れたり、そこから仕事につながったりして。 でも常々思うのは、どの場面においても、所詮は他人。完全に理解することなんてできないんですよね。恵まれて育ってるし、差別なんてされたことないし。 先日、知人に言われました。「差別されたことないでしょ」と。その人は、あるそうです。オーストラリアで入ったレストランで。店内が肌

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